最近はよく耳にするようになりました。通称「PET ペット」と呼ばれています。Positron Emission Tomographyの略。日本語では、「陽電子放出断層撮影」 核を用いた医学検査の一つです。
PET検査は、ガン細胞の特性を利用しています。ガン細胞は一般の細胞よりも多くのブドウ糖を代謝します。このガン細胞が大好きなブドウ糖にポジトロン核種(標識の役目)を付けたPET専用検査薬(FDG)を使ってガンを探り当てます。
PET検査の方法は、まずFDGを患者さんに静脈注射します。FDGが全身に行きわたった頃合いに、PETカメラで撮影をします。医療現場では、PETとCT(コンピューター断層撮影)を組み合わせて検査するのが実際的です。
通常の画像診断より小さい5mmからのガンを見つけることができるといわれ、マスコミでも一時ガン検査の切り札のように取り上げられたが必ずしも万能ではないと、専門家は注意を促しています。
部位では、頭頚部、肺、乳房、膵臓、大腸、卵巣、子宮体、悪性リンパ腫は得意だが、肝臓、胃、前立腺、腎臓はやや不得意です。
また、勢いのあるガン(悪性度が高い)は見つけやすく、勢いが弱いガン(悪性度が低い・・・)は反応しにくい。どちらかというと早期ガンは悪性度が高くないものが多いので、そういう意味で、早期診断にはPETだけでは十分でないといわれています。
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