ガンのことを知ろう

検査法

ガン遺伝子検査

後天的に傷ついたガン遺伝子60項目を検査できる!

従来、ガン細胞は1cmくらいの大きさにならないと検査できないと言われてきましたが、近年、PETなど検査機器の進歩によって、5mmの大きさのガンも診断できるレベルに達しました。

ただし、5mmのガンといえば、すでに「一人前のガン」です。この大きさになるまで、概算で5年~20年ほどかかっています。もし、この間にガンの危険性を察知できれば、過酷なガンとの闘病を回避できるかもしれません。ガンという病気になれば、仕事や日常生活に支障をきたすだけでなく、一般的なガン治療(手術・抗ガン剤・放射線)で身体的に大きな負担を強いられます。また、一度ガンを発病すれば、治療後も再発の不安に脅かされます。

ガンの超早期検査は、まだ一人前のガンに成長する以前、つまり5mmの大きさに達していないガンを探し、将来のガンリスクを予測するものです。この検査は遺伝子の状態を調べるので、遺伝子検査に分類されます。

遺伝子検査、DNA検査というと、DNA鑑定と呼ばれる親子関係の確認、犯罪調査などが思い浮かぶかもしれません。医療でいうと、先天的な(生まれながらの)遺伝子の傾向・・・例えば、乳ガンになりやすい、肥満になりやすい、糖尿病になりやすい・・・という個々の遺伝子の検査があります。これらは、あくまで持って生まれた先天的な家系的体質に関しての検査です。

一方、ガンの超早期発見を目指す遺伝子検査は、後天的にどんな遺伝子が傷つき、ガン化するおそれがあるかを調べるものです。ガンは細胞の核にある遺伝子が傷つくことで発生します。その多くは、生まれた後の日々の生活の中で起こるものです。

【ガン発生のプロセス】

①加齢(老化)、過労、ストレス、化学物質、紫外線、ウイルス、タバコなどで遺伝子が傷つく
   ↓
②ガン遺伝子、ガン抑制遺伝子のバランスが崩れ増殖開始
   ↓
③ブレーキが壊れた車のようにガン増殖が暴走しだす
   ↓
④ガンが大きくなるために必要な栄養を取り込むため「血管新生」が始まる
   ↓
⑤ガンが成長・・・5mm(PET検査で発見)・・・10mm(一般的な画像検査などで発見)
   ↓
⑥ガンの拡大や転移

つまり、通常病院が行う検査対象のガンは⑤以降のもので、①~④のガンの危険性に関しては、ほぼお手上げ状態です。ところが今回ご紹介しているガンの超早期検査は、今まで探ることができなかった①~④の段階でガンの危険性を察知するものです。

若いうちは毎日傷つく遺伝子の修復も早く、免疫も活発ですから事なきで済みます。しかし、30代、40代、50代と年齢を重ねていけば、傷ついた遺伝子からガン化するリスクが高くなります。

後天的に傷ついた遺伝子を調べるガンの超早期検査は、20ccの血液を採取するだけで、約60項目の遺伝子をチェックできます。

それによって、脳腫瘍、頭頸部ガン、甲状腺ガン、肺ガン、乳ガン、胃ガン、大腸ガン、肝臓ガン、膵臓ガン、膀胱ガン、前立腺ガン、腎臓ガン、卵巣ガン、子宮ガン、皮膚ガン、白血病といったほとんどの主要なガンのリスクが判明します。

もちろん、超早期段階でのガンリスクが判明したからといって、将来100%ガンになるわけではありません。しかし、防衛手段を講じ対策を施すことはできます。ガン発症は3人に1人から2人に1人といわれる時代です。家系的にガンの多い方は予防のために、ガン治療をされている方は現在の治療が本当に効果的なのか、また再発リスクを予測するために、このガン超早期遺伝子検査を利用されるのもいいでしょう。

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