
通常の気管支鏡は、気管支に挿入した内視鏡カメラが白色の光を気管支の内側に照らすことで病変を観察します。しかし、早期の肺ガンやガンになる可能性がある前ガン病変は、周囲の正常組織と区別がつきにくいという短所がありました。
そこで、ガン細胞の光に対する特性(光の反射率のちがい、正常細胞より蛍光成分が少ないなど)を利用して、青色の光で照らすことにより、ガンを見つけやすくするのが蛍光気管支鏡検査です。
青色の光で気管支内を照らすと、正常部分は緑の蛍光色に映るが、ガンの部分は真っ黒になります。新型の検査装置では、白色光と青色光を簡単に切り替え画面で確認できます。
2006年に蛍光気管支鏡検査を導入した東京医大では年間100例以上の検査を行い、白色光のみの検査と比較して早期ガンと前ガン病変の発見率が4割ほど上がったと報告されています。
太い気管支付近のガン(肺門部肺ガン)の早期発見に威力を発揮しています。
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