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大腸ガン

大腸ガン 報道トピックス

大腸ガン 乳酸菌製剤の予防効果
(毎日新聞 2007/04/26)

人の大腸にはいろいろな種類の細菌が数多く生息しています。そのなかには、人の健康を維持するために重要な働きをしている細菌も存在することが分かってきました。特に、若い人の大腸に多く、高齢者では減少することの多い乳酸菌は、良い働きが期待されています。

乳酸菌が本当に体に良い効果があることを確認するためには、実際に患者さんに乳酸菌を服用してもらって効果を確認する臨床試験がとても大切です。そこで私たちは、生きた乳酸菌を用いた大腸ガン予防のための臨床試験を厚生労働省の研究として実施しました。

大腸に前がん病変である腺腫(ポリープ)が複数あり、それらをすべて治療した患者さん398人を対象にした研究です。

患者さんを、乳酸菌製剤を4年間服用するグループとまったく服用しないグループに分けて、両方のグループのすべての患者さんに2年ごとの大腸内視鏡検査を行い、新たなポリープの発生状況を調査しました。

その結果、乳酸菌製剤を服用したグループでは、服用していないグループに比べて、異型の強いポリープの発生が4年目で約3分の2に減少しました。

異型の強いポリープはがんになりやすいので、このようなポリープを減らす乳酸菌製剤は、大腸ガンを減少させる可能性が高いと考えられました。この効果は、大腸内で乳酸菌が生み出した乳酸が他の菌により酪酸に代謝され、その酪酸が大腸粘膜に良い影響を与えていることなどによるものと考えています。

このような乳酸菌による大腸ガン予防効果の報告はこれまでになく、欧米で追試が行われ、この結果が再確認されることを期待しています。

米国で実施された別の臨床試験では、カルシウムの摂取によってポリープの発生が減少することが報告されています。発酵乳製品は乳酸菌以外にカルシウムも多く含みますので、その面からも発酵乳製品は大腸ガンの予防に有効である可能性があります。(大阪中央病院消化器科部長、石川秀樹)

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