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動物性脂肪の摂取が膵臓癌(ガン)の原因に
Nikkei net 2009/07/02)

赤身肉や乳製品の脂肪が膵臓癌(ガン)リスクを増大させることが、米国立癌研究所(NCI)のグループにより報告された。膵癌は米国で癌による死亡原因の第4位となっており、喫煙、糖尿病および肥満をはじめ、さまざまな危険因子(リスクファクター)が特定されている。一部の研究では脂肪の摂取とリスク増大に関連があるとされていたが、これまで決定的なデータはなかった。

NCIのRachael Z. Stolzenberg-Solomon氏によると、今回の研究では、脂肪分、特に動物性脂肪の多量摂取と膵癌リスクとの間に関連が認められたという。「この知見は脂肪の摂取量を減らすべきであるとする米国人の食事ガイドライン(指針)に一致する」と同氏は述べている。この報告は、医学誌「Journal of the National Cancer Institute」オンライン版に6月26日掲載された。

研究グループは、「NIH-AARP(全米退職者協会)による食事と健康研究」に参加した50万人強(男性30万8,736人、女性21万6,737 人)のデータを収集。被験者は1995年と1996年に124品目の食品に関する質問表に回答した。平均6年の追跡期間中、1,337人が膵癌と診断された。動物性脂肪の摂取が最も少なかったグループに比べて、最も多く摂取していたグループは、膵癌発症リスクが男性で53%、女性で23%高いことがわかったほか、飽和脂肪の摂取量の多いグループは、少ないグループに比べて膵癌の発症率が36%高いことも判明した。

米ダナ・ファーバーDana-Farber癌研究所(ボストン)のBrian M. Wolpin博士は、この研究が膵癌について理解する手掛かりとなる可能性があると述べている。また、赤身肉を多く摂取する人は、他の面でも不健康な生活習慣がみられる傾向があるとし、「明確な限度を示すことはできないが、生活習慣が膵癌に影響を及ぼすことは明らかである」と指摘している。米国癌協会(ACS)のEric J. Jacobs氏は今回の研究について、「さまざまな癌リスクを軽減するために赤身肉を控え、植物性食品を多く摂ることを勧めるACSの勧告を裏付けるものである」と述べている。

米国医師会誌「JAMA」6月24日号で報告された別の研究では、若年成人の過体重または肥満が膵癌リスクを高めるほか、中高年の肥満が膵癌の生存率の低さに関連することが明らかにされた。30代で過体重の場合には膵癌リスクが60%増大し、肥満であるとリスクは2~3倍になるという。この研究の著者の1人で米メイヨー・クリニックのRobert R. McWilliams博士は、「肥満に関連する何かが膵癌を促進させるようだ。われわれは、その根底にある機序を明らかにする必要がある」と述べている。
(原文[2009年6月26日/HealthDay News])

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