ガンのことを知ろう

膀胱ガン

膀胱ガン

男性に多い膀胱ガン

膀胱は下腹部の真ん中あたりにあり、腎臓でつくられた尿をためておく袋状の臓器である。膀胱の壁は内側から、粘膜上皮、粘膜固有層、筋層、周囲の脂肪組織でできている。膀胱ガンのおよそ90%は粘膜上皮にできる(移行上皮ガン)。移行上皮ガンは、乳頭ガン(表在性膀胱ガン)、非乳頭ガン、上内皮ガンに分けられる。一般的に、乳頭ガンはおとなしく、非乳頭ガンは性質が悪い。ガンが膀胱の壁の筋層より深く達しているものは浸潤性膀胱ガンである。

【膀胱ガンの危険が高い人】

膀胱ガンは男性に多くみられる。膀胱ガンは次のような条件で高リスクになる。
▲喫煙者
▲男性
▲40歳以上
▲緑黄色野菜の不足
▲化学物質・化学薬品との接触

【膀胱ガンの症状】

膀胱ガンは、痛みのない血尿が発見のきっかけになることが多い。数日血尿が続いき、いったん止まったものの血尿が再発することもある。膀胱ガンが進行すると、排尿時の痛み、下腹部の痛み、背中の痛みがでることもある。さらに膀胱ガンが進むと、尿が出にくい(排尿困難)、残尿感、尿がまったくでないなどの尿流障害がおこる。膀胱ガンは同じ組織のガンが、腎盂、尿管、尿道にも発生する。膀胱ガンが尿管を閉塞すると、尿が腎臓から膀胱に流れなくなり水腎症になることもある。

【膀胱ガンの検査】

尿検査で潜血反応があり、尿管結石がない場合は膀胱ガンを疑いより細胞診検査を行う。膀胱ガンの主となる検査は、膀胱鏡検査である。尿道から内視鏡を入れて、膀胱の内部を観察する。生検、病理検査をし、転移の有無等を調べるためCT検査、X線検査、超音波検査などを追加する。

【膀胱ガンの病期】

膀胱ガンはTNMで分類される。
T:ガンの深達度(膀胱の壁での深さ)
N:リンパ節への転移の程度
M:他の臓器への転移

TNMそれぞれの詳しい分類は下記のとおり。

■深達度(T)
Ta:膀胱ガンが粘膜内に限られている
T1:膀胱ガンが粘膜下まで浸潤しているが、膀胱筋層にはおよんでいない
T2:膀胱ガンが筋層まで浸潤している
T3:膀胱ガンが筋層を越えて浸潤している
T4:膀胱ガンが前立腺、子宮、膣、骨盤壁、腹壁、直腸など近接の臓器にまで浸潤している

■リンパ節転移(N)
N0:リンパ節に転移なし
N1:骨盤内に2cm以下のリンパ節転移が1個ある
N2:骨盤内に2cm以上5cm以下のリンパ節転移が1個あるか、5cm以下のリンパ節が複数個ある
N3:骨盤内に5cmを超えるリンパ節転移がある

■他の臓器への転移(M)
M0:他臓器に転移がない
M1:他臓器に転移がある

また膀胱ガンは、ガンの形態により乳頭状、非乳頭状に分けられる。

【膀胱ガンの標準的治療】

膀胱ガンの治療は、手術が第一選択。手術ができない場合は、放射線療法や抗ガン剤療法を行う。抗ガン剤やBCGを膀胱内に注入する方法がある。

【関連記事】
膀胱ガンになった立花隆さんのNHK特集

ガン克服レポートガン克服資料

◆ガン克服に役立つ『無料レポート』はこちらから!

◆ガン克服の資料請求(無料)はこちらから!

◆各種ご相談はこちらから!

◆ガン克服に役立つテキストはこちらから!


テキスト購入 無料レポート 資料請求

この記事の関連キーワード
ページトップへ