ガンのことを知ろう

腎臓・副腎ガン

副腎ガン

副腎ガンはホルモンに影響することも
副腎は左右の腎臓の上ににくっつくようにある空豆のような形の臓器である。副腎は外側が皮質、内側が髄質と呼ばれている。「ステロイド」もしくは「ステロイドホルモン」はよく医療現場で用いられるが、人体は自然のステロイドホルモンを副腎から分泌している。他にも皮質、髄質からそれぞれ次のようなホルモンを分泌している。
副腎皮質ホルモン:コルチゾール(ステロイド)、アルドステロン、アンドロゲン
副腎髄質ホルモン:アドレナリン、ノルアドレナリン

一般的に副腎ガンと呼ばれるのは、外側の副腎皮質に発生したガンであることが多い。(副腎髄質にできたガンは、「悪性褐色細胞腫」とも呼ばれていた) 副腎ガンには、ホルモン分泌を異常にするものと、ホルモン分泌に影響を及ぼさないものがある。

【ホルモンに影響しない副腎ガン:非機能性】

人間ドックなどの検診や他疾患の検査中に偶然発見されるものが多い。このタイプの副腎ガンが見つかると、まず内科的にホルモン分泌の異常がないかどうかを調べる。非機能性と判明したうち直径が3 cmを越える腫瘍は、悪性(副腎ガン)を疑がう。悪性でない腫瘍のなかには、内部に水分を貯めて袋状になった副腎嚢胞のかたちをとるものもある。このような非機能性の悪性でない副腎腫瘍は、全人口の1.3~1.9%近くに存在するとも言われている。すべてが治療の対象となるわけではない。ただし、悪性の腫瘍(副腎ガン)は、ただちに手術で摘出するのが一般的である。

【ホルモンを異常にする副腎ガン:機能性】

副腎にガン(悪性)や腫瘍ができてホルモンが異常になると、次のような症状が発現する。
高血圧、頭痛、めまい、動悸、頻脈、発汗、吐き気、嘔吐、不安感やふるえなどの自律神経的症状。

また、副腎皮質のガンが大きくなり、ホルモン異常をおこすと次のような症状が発現する。
◆クッシング症候群
副腎皮質からのコルチゾールの分泌過剰がおこる。肥満、ムーンフェイス(顔が丸くなる)、脱力感、水分の過剰摂取(多飲)、多尿、うつ症状。

◆アルドステロン症
アルドステロンの過剰な分泌によって、高血圧および低カリウム血症による手足のしびれ・麻痺、多飲、多尿など。

【副腎ガンの転移】

副腎ガンは肺、肝臓、骨、リンパ節に転移する。

【副腎ガンの検査】

副腎ガンによってホルモン分泌が異常(増える)になる場合は、血液中の各種ホルモン値と画像検査(超音波、CTなど)で診断される。ホルモン分泌に影響を与えない副腎ガンは、画像検査で診断する。

【副腎ガンの治療】

手術により副腎ガンを摘出するのが一般的である。以前は腰部斜切開といって脇腹を15 cm位切開して摘出していたが、現在では内視鏡を用いた鏡視下手術が用いられる。体に3~4ヵ所の穴を開けてカメラや鉗子類を入れて、テレビモニターを見ながら副腎ガンを剥離して摘出する。副腎ガンは前に開けた穴を2~3cmに拡げてそこから体外へ引き出す。副腎への到達経路としては腹腔から入る方法と後腹膜から直接副腎へアプローチする方法とがあり、症例に応じて使い分ける。この鏡視下手術だと以前の開放手術に比べて傷が大変小さい上に術後の回復が早い。その上、痛みも軽度である。副腎ガンに対する抗ガン剤など化学療法は有効性が低い。

ガン克服レポートガン克服資料

◆ガン克服に役立つ『無料レポート』はこちらから!

◆ガン克服の資料請求(無料)はこちらから!

◆各種ご相談はこちらから!

◆ガン克服に役立つテキストはこちらから!


テキスト購入 無料レポート 資料請求

この記事の関連キーワード
ページトップへ