ガンのことを知ろう

骨・軟部組織のガン

ガンの骨転移

ガンは骨にも転移する
ガンの骨転移は、従来やっかいな症状とされてきました。ガンが骨に転移すると耐え難い痛みを伴うことも、患者さんには肉体的、精神的な苦しみとなります。しかし、骨粗しょう症の薬を応用することで、ガンが転移した骨の状態を悪化させないことがある程度できるようになりました。
 
【骨の形成のメカニズム】
 
骨は、破骨細胞(はこつさいぼう)と骨芽細胞(こつがさいぼう)の相互がバランスよく働いて、新陳代謝を行ないます。骨も一度できたらずっと同じではなく、一定のサイクルでの破壊と再生によって維持されます。骨折が治るのも、この再生力があるからです。
 
【どうしてガンが骨転移するのか?】
 
骨は硬い構造をなしています。その骨にガンが侵入し勢力を広げるため、ガンは破骨細胞の力を借りるのです。ガン細胞自体が増殖するために骨を直接壊すことはできません。そこで、ガンは破骨細胞の骨を壊す機能を活性化させて、骨を破壊をしながら増殖します。乳ガン、肺ガン、前立腺ガンがとくに骨に転移しやすいようです。骨の転移はわかりにくいのですが、骨シンチグラフィという検査で確認します。
 
【ガンが転移すると危険な骨】
 
ガンの骨転移は苦しい痛みを伴うとともに、アチコチに多発的に発生するので厄介です。脊髄、肋骨、骨盤、大腿骨などに転移します。とくに、頚椎、胸椎、大腿骨にガンが転移すると、人体にとって重大な機能を妨げる可能性があります。頚椎や胸椎の骨転移が神経を圧迫すると、四肢麻痺や下半身麻痺が生じます。大腿骨は歩行を障害します。また、骨転移によって骨が脆くなると骨折が起こりやすくなるので注意が必要です。
 
【骨粗しょう症の薬を骨転移に応用する】
 
2006年4月より保険適用となったビスホスホネート製剤は、もともと骨粗しょう症の治療薬として開発されました。ビスホスホネート製剤は骨を破壊する破骨細胞の働きを抑制します。この作用を利用して、ガンの骨転移進行を抑えることができます。これによって、痛みや骨折を予防、減少させることができるようになりました。

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