ガン患者さんのご家族や親しい方へ

ガンに克つ10ヶ条(家族編)

(2)病人でなく一人の人間として

可哀想だと思って接すると、本人はそれを感じてさらに苦しむ
*(注)話しを始める前に、このテーマで「患者さん」と呼ぶのは適切でないのですが、わかりにくくなるので便宜上「患者さん」を使います。

現実的には病状にもよりますが、
《肉体的には病人としてのケア》
《精神的には一人の人間として接する》
という姿勢が求められるようです。

1)の「話しを聴く」というのは、患者さんの言い成りになるということではありません。また、患者さんを子ども扱いするということとも、もちろんちがいます。

病気を持つと、とくに重い病気であればあるほど、自分に自信を持てなくなります。そういった時は、無力感や自己否定的な気持ちで投げやりになったり、イライラしたり、無気力になったり・・・。家族としては、ガンや治療に伴う苦痛を見るのもつらいですが、愛する人の精神力の低下や性格が変わってしまうのを見るのもイヤですよね。

どんな病状でも、常に毅然とした態度を取れる患者さんはそう多くはありません。大人の態度を示したかと思えば、だだっ子のようになる。何よりも、今まで当たり前のようにできていたことができないもどかしさ、情けなさ。それを紛らわしたり、認めたくなかったり、無意識に知られまいとして、いろいろな反応をしてしまいます。

自尊心を持てること。それは、今の体調なりに、なにかが自分でできること。ささやかなことでも、人に喜んでもらえること。家族の方が、哀れんだり、申しわけない気持ちで、何もかも手を差し伸べ、だいじだいじにするより、できることはやらせる。

あるホスピスで婦長をされていた方のお話しです。

ある元数学教師の男性患者さんは、末期の肺ガンがあちこちに転移し、腕もまったく上がらない状態でした。いつも不機嫌で、微笑むことなどありません。ある日ボランティアでホスピスを訪れていた少女が、その患者さんが数学の先生だと知って授業でわからなかったところを教えてもらいました。

それからというもの、元数学教師の患者さんは、少女相手にホスピスで家庭教師です。少女との交流で、患者さんもだんだん感情を表すようになり、ギスギスした感じがなくなってきました。生徒に教える喜びを取り戻した患者さんは、しまいにはベッドの上でパソコンを駆使して無料のインターネット数学教室を始めました。

そして驚いたことに、あれほど痛くて動かなかった腕が上がるようになったのです。

「患者さんが可哀想だと思って接すると、患者さんはそれを感じてさらに苦しむ」
「たとえ病気になっても、自分の人生には価値があると思えると幸せである」 



 

 

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