ガンを治すには前向きでなければいけない、という想いは時として強制観念になってしまいます。患者さんが否定的な態度をとったり、自嘲気味な言葉を発すると、
「そんなことじゃ、治るものも治らないわ。もっとプラス思考にならないと!」
とついつい励ましてしまう。しかし、いつも、前向きになれ、プラス思考になれと、励ますことが患者さんのためになるとは限りません。
前向き、プラス思考は、もともと自然にできる人にとっては簡単です。しかし、プラス思考できにくい人は、思考習慣はすぐに変わりません。このタイプの方は、頭ではそうしたほうがいいとわかっていても、なかなか前向きになれない。逆に、マイナス思考をしてしまったことで、「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んでしまうこともあります。
明るい性格の人はガンになりにくく、暗い性格の人はガンになりやすい。そんなふうに誤解している方いませんか? 性格によってガンになりやすい、なりにくい、はありません。(研究の結果ちゃんと報告されています) しかし、どんな性格であれ、自分のパーソナリティーに合わないことを強いられたり、自分のパーソナリティーを犠牲にする環境が続いたら、ガンの原因になることはあるでしょう。
それなら、ガンを治すにあたって、自分の性格をねじ曲げなくてはいけないような思い込みに囚われる必要なないはずです。
四六時中プラス思考の人、四六時中マイナス思考の人、なんていません。そして、問題の解決の仕方、危機の乗り越え方も十人十色です。強がり言っても内心ビクビクだったり、弱音を吐きながらも粘り強く芯が強い。そんな方、いませんか?
ですから、プラス思考を押し付けると、その人の可能性を縛り付けることになってしまうかもしれません。


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