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ガン患者さんのご家族や親しい方へ

ガン患者支援

レゴリス・メディカルビューティ 兵庫県姫路市

医療美容専門の美容サロン(アピアランスケア)
《医療美容》
「病気や怪我、又は先天的な容姿の問題から生じる精神的な苦痛を和らげるための美容技術」
(医療美容に関する記事はこちら!)


2014年7月、兵庫県姫路市に医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」が誕生しました。日々、ガン患者さんのアピアランス(外見ケア)の相談を受けているオーナーの増田榮子さんに話を伺いました。

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー
サロンを案内してくださるオーナーの増田榮子さん

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー
サロンは姫路駅(JR、山陽電車)から徒歩6分n立地。徒歩の患者さんでも負担がないようにと探された。



◆きっかけはお父様の舌ガン◆

増田さんのお父様は23年前、舌ガンを患いました。お父様は14時間に及ぶ手術の末、舌を全部失い、しゃべること食べることができなくなってしまった。本人も家族も失意の中、看護師さんにある患者会を紹介されました。ガン患者さんやご家族が集う場はお父様をほっとさせてくれるようで、通い続けることになった。増田さんも付き添いで患者会に参加していました。

ある日、増田さんが美容師であることを知った会のメンバーから髪のカットを頼まれた。当時増田さんは、まだ駆け出し美容師さん。技術的に自信がなく躊躇したが、「こんな髪の状態(脱毛)では美容院に行きにくい」というメンバーの心情を慮りカットすることにした。脂汗かきながら、手は震えながらの作業。抗ガン剤による脱毛やカツラを使用している人の頭部には、正直いって怖さも感じたそうです。


医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」
編集長の冊子を手にする増田さん。ご来店の方に読んでいただけるよう1冊プレゼントさせて頂きました。


脱毛した髪、ウイッグをカット手入れしてくれる美容師さんのことは、口コミで伝わり次々リクエストが舞い込みます。時には終末期の患者さんから、できるうちにキレイにして写真を撮りたいという依頼を受け、その方の自宅でカットをされたこともあった。「その方の人生最期のカットを委ねられた」と思うと、これまた緊張したそうです。

ガン患者さんの髪のカットを始めて5年経つ頃、ガンという病気や治療によって損なわれた外見が患者さんに与えるダメージの大きさに、心がざわつきだした。自毛やカツラの悩み、抗ガン剤終了後に再び生え出した頭髪はくせ毛が多い、黒ずんだ爪、くすんだお肌・ガサガサのお肌・・・様々な外見的不都合が見えてきた。美容師を職業にしている身として、何か役に立てないだろうか。仕事としてアピアランス支援(ガン患者の外見ケア)をできないだろうか。美容師のスキルをバージョンアップして、それらの悩みに対応してあげたい!

しかし3人の子育て真っ最中でもあった増田さんは、アピアランス支援の仕事に専念するわけにはいかなかった。ガン患者さんからお金を頂くことに抵抗もあった増田さんは、ボランティアとして活動を続ける。ところが患者さんたちは、ちゃんとした技術・仕事には見合った料金を払いたい。私たちを可哀想と特別扱いしないでほしいと、お叱りを受けた。それが自分でも情けなかった。同じ目線で接していなかった自分が恥ずかしかった。だからいつかきっと、患者さんたちが普通の美容サロンの感覚で来店できる場所を作りたかった。

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」
ウィッグの相談、カット、アレンジにも対応されます



◆ランブス医療美容認定協会(RAMBS)との出会い◆

2013年、増田さんは知人からある人物を紹介される。一般社団法人 ランブス医療美容認定協会(RAMBS) 代表理事の豊秀之さん。美容サロンの経営者である豊さんは、2008年に直腸ガンを患われた。その体験を基に、医療美容の担い手となる「医療美容師」の養成をしている。(豊さんのガン体験記事はこちら!)

すでにボランティアとして医療美容のキャリアは十分だった増田さんは、我が意を得たりとばかりアピアランスの技術のスキルアップに励んだ。加えてメンタル面のサポートについても研鑽を積んだ。

豊さん、RAMBSとの出会いが、医療美容専門サロン「レゴリス・メディカルビューティ」開業の大きな後押しになった。

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」
RAMBS認定の医療美容サロン



◆サロン設計と設備へのこだわり◆

*サロン
外からサロン内は見えないが、お客様からは外が見える。窓の外の自然の変化(天候、四季)を目にしてくつろいでもらいたい。サロンは予約制で1組だけの貸切状態。お一人につき2時間の枠をとり、付き添いのご家族のスペースも確保。

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」



*椅子・シャンプー台
椅子自体が温かくなるサーモ機能付き。フルフラットで頭を3点でやわらかく支え、頭と首に負荷がかからない。患者さんが移動しなくてすむようシャンプー台のほうが自動で近づいてくる。

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」



*フォロー
・医療美容カレンダー:事前に治療によるアピアランスの変化の想定をお知らせ。患者さんは、変化に対し心の準備ができる。

・LINE@の利用:クライアントさんとこまめなコミュニケーション(画像で現状報告、予約、相談)

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」



地元のがん拠点病院(県立がんセンター、医療センター、姫路聖マリア病院、製鉄記念広畑病院、姫路赤十字病院)、乳腺クリニック、検診センターと連携。がん支援室の担当者、化学療法部の看護師さんが訪れてお墨付きもいただいた。

がん患者サロン「花みずきの会」(だいとうクリニックのがん患者支援の一環。毎月第3火曜日開催)参加。患者会の前に「姫路タオル帽子の会」(2015年7月設立) ボランティアで月100枚製作し、拠点病院に配っている。女性用に加え子供用、男性用もあり。


姫路タオル帽子の会
姫路タオル帽子の会も増田さんが立ち上げた

姫路タオル帽子の会
子ども用のタオル帽子 早くお家に帰れますように!のカエルちゃん



◆レゴリス・メディカルビューティーの公式サイトはこちら!


*2015年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトもしくはお電話でご確認ください。



【編集長感想】

姫路に近い山陽沿線のガン患者さんにとって、まさにオアシスのような美容サロンです。なんといっても、医療美容専門。おそらく、全国でもここだけでしょう。

ガンという病気になったことに加え、脱毛や外見の変化はさらに自信を失せ、喪失感を大きくする。ウイッグを元気な頃と同じようにスタイリングしたり、髪やお肌を専門的にケアすることで、病気になる前の自分を取り戻せる。暗かった表情や気持ちが緩み明るくなる。それは素晴らしい養生であり、治癒力アップにつながります。患者から一人の人間に蘇生できる場、それが「レゴリス・メディカルビューティ」です。

増田さんに、「ガン患者さんのカットを手がけ始めた20年前と今では、ガンのイメージは変わりましたか?」と質問したら、こうお答えになられました。

最初の頃は、「ガンになったらみんな死んじゃう!」と思っていたけど、今は「共に生きればいいじゃん!」ですね。

増田さん、ありがとうございました!

医療美容専門の美容サロン「レゴリス・メディカルビューティー」
2ショットはサロンの鏡を使って自撮り(笑)














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