痛みは身体的、精神的に患者本人を苦しめますが、患者のみならず周りの家族・近親者にも影響を及ぼします。痛みによって、食欲不振、睡眠不足がもたらされると、全身的な衰弱、体力の低下を引き起こします。また、持続的な痛みは、気力を萎えさせ、恐怖心を増幅させるので、闘病への意欲も衰えてしまいます。したがって、日常の生活活動力・行動力が低下を招いてしまいます。
痛がる様子や、気力・体力の衰え、食欲・睡眠の不調は、それを目の当たりする家族、近親者にとっても大きなストレスです。身体的な介護の機会・程度が増すだけでなく、痛みをなんともしてやれないもどかしさ、ジレンマは、改善がみられず痛みが強くなっていくほどストレスになります。患者さんも気持ちのやり場がなく、家族にあたってしまうこともあり、家族の肉体的、精神的負担は少なくありません。
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