
胸水とは胸腔内に体液がが異常に溜まった状態です。胸腔内には平常でも10~20mlの胸水が潤滑油的な働きをしています。
ガンによる胸水は、主に肺ガン、乳ガン、リンパ腫、卵巣ガンなどで起こります。また腹水が横隔膜を通っているリンパ管から胸腔内に移動するケースもあります。
ガンや肺炎などによって引き起こされる炎症(胸膜炎)によって体液が滲出します。ガンが胸膜に浸潤して毛細血管の損傷によるタンパクの漏出、肺のリンパ管損傷によって胸水が吸収されないことで胸水が溜まります。他にはうっ血性心不全により肺静脈圧が上昇して血管か水分が漏出するケースなどがあります。
腹水に比べると、胸水は外見上わかりにくいです。胸水の量が増えてくると、呼吸困難、空咳、胸の痛みが現れることもあります。
【参照】
『腹水・胸水の根本対策』
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