
腹水の一般的治療は次の通りです。
▲食事の塩分を制限
▲過剰な輸液の減量
▲利尿剤
▲アルブミン製剤
▲ステロイド剤
▲腹腔穿刺(ふっくうせんし)
もっとも多用されるのは利尿剤です。血液の中の水分を尿に出すことで血液のアルブミンなどを濃くして、腹水を血管の中に戻すようにします。利尿剤を電解質異常、肝性脳症、腎不全などに注意して投与します。
外科的に腹水を措置するのが、腹腔穿刺(ふっくうせんし)です。以前は「腹水はできるだけ抜かない方がいい」と言われましたが、利尿剤よりも腹腔穿刺の方が確実に腹水による苦痛を改善するという試験結果が出ています。腹水を抜いた方が延命効果およびQOL(生活の質)ともに良くなっています。
腹水の原因となるガンに対しては、直接腹腔内に抗ガン剤(白金製剤 CDDP)を入れる治療が施され効果を上げる場合もあります。
【参照】
『腹水・胸水の根本対策』
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