百歳以上のご長寿の方が、32,295人だそうです。
さらにこのペースでいくと、2050年には百歳以上の人口が50万人と試算されています。
この調査をした東京都老人総合研究所によると、百歳以上で元気に生活している方々には、ある特徴が見られるそうです。
それは、「誠実性」と「開放性」です。
◆誠実性
自分を律して健康的な生活習慣を維持できること。
◆開放性
新しい価値観を受け入れやすく、文化・芸術などへの関心を持ち、体が弱ってもうまく受け入れてストレスを減らせる。
この東京都老人総合研究所が分析した、「誠実性」と「開放性」は、ガン患者さんがガンを克服する際にも、たいへん参考になる『生きる姿勢』ではないでしょうか。
ガンという病気を克服するには、治療技術(=物理的に肉体に働きかけるモノ)だけでは、十分と言えないケースが多いのです。初回の発見時、まだ早期で、限られた部位を切除する手術で治りきる場合はまだしも、進行、再発、転移するガンでは、とくにこの『生きる姿勢』が大きく病状に影響します。
最終的には自分で治すしかないのです。自分の免疫が自分を守ってくれなければ、また頭をもたげてくるのですから。治療の完了が、今後のあなたのガン進行、再発、転移を食い止めてくれる保証にはなりません。
そこで、あなたは自分に合った養生法~ガンの進行に対抗する、ガンの再発を予防する~を見つけ、実践する必要があります。日常的に、継続的に。そのためには、自分を律する「誠実性」が求められます。
また、ガン治療がうまく功を奏しない場合は、単に治療法をやみくもに追い求めるだけでなく、医療や医学に対する今までの価値観を見直すことも必要になることもあるでしょう。これは、案外、容易ではありません。
「この世で一番むずかしいのは、新しい考えを受け入れることではなく、古い考えを忘れることだ」ジョン・メイナード・ケインズ
「新しいことを取り入れる苦しさは、今までこれで良いと思って身につけたことを捨てる苦しさ」室伏広治
偉人や一流のスポーツ選手でも難しいのですが、百寿の人たちは、きっと、柳の木ようなしなやかさを持っているのでしょう。


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