再発・転移・進行・末期のガン対策

ガン体験者との対談

春名伸司さん 中咽頭ガン4期

ガンになって、自分の人生にケリをつけることができた!
2011年6月 岡山にて

やっと子供を授かり、念願のマイホームを建て、幸せな家庭を築ける喜び。ああ、僕も幸せになれるんだ・・・という矢先、42歳で末期の中咽頭ガンと診断された春名伸司さん。10年前のことです。あまりの不遇に己を呪った春名さん。ガンに突き落とされたどん底で、春名さんが目覚めたこととは?

春名伸司さん
岡山駅隣接のホテルロビーにて 左が春名さん


◆やっぱり幸せにはなれないのか…◆

小澤
お仕事でお疲れのところすみません。今日は宜しくお願いします。

春名さん
わざわざ岡山までお出かけくださって、こちらこそありがとうございます。

小澤
岡山は高校の修学旅行以来です。(笑) 鷲羽山から見た瀬戸内海の美しさは今でもよく覚えています。

春名さん
他にもよい所がいっぱいありますよ。(笑)

小澤
早速ですが、春名さんのガンの経緯からお伺いできればと思います。

春名さん
2000年の秋頃、首の左側に米粒ほどのシコリがあることに気がつきました。なんだろうと少し気にはなりましたが、そのままにしていたら、2ヶ月でゴルフボール1.5個くらいの大きさになった。痛みはなかったのですが、シコリは硬かったですね。体には自信があって滅多なことでは医者に行くことはありませんでしたが、さすがに病院で診察してもらうことにしました。

小澤
そこでガンと診断された?

春名さん
いえ、そのときは内科でCTを撮ってもらったのですが、異常ないという診断で炎症止めの薬が処方されました。私も一安心して、薬を飲めばすぐ治るだろうと…。

小澤
ところが変化なし。

春名さん
変化ないどころか、シコリは前にもまして大きくなる。これはオカシイと思い、年が明けた2001年1月、再度病院に行ったら大学病院への紹介状を書いてくれました。前回と同じ医師が診てくれたのですが、「ウチは内科だから首から上はよくわからない。専門の耳鼻科を紹介します」と。「今更なんだよ?」と思いましたが、急ぎ大学病院を訪ねました。

小澤
よくある話ですね。

春名さん
耳鼻科の医師は診察するや否や、「十中八九悪いものでしょう。すぐ職場や家族に連絡して、入院の準備をしてください」と告げられました。この時になって初めて「ガン・・・?」と病名が頭をよぎりました。そして最終的な診断は、中咽頭ガン4期。最も進行した病期でした。

小澤
まさに青天の霹靂。

春名さん
そのとおりです。とにかく健康だけが取り柄で、無理のきく体だと思っていましたから、まさか自分がガンになるとは…頭の中が真っ白になりました。

小澤
さぞ、ショックだったでしょう。

春名さん
なぜこの若さで・・・。今までこんなに頑張ってきたのに…。とにかく打ちひしがれて職場に向かうこともできませんでした。恨めしいやら、悔しいやら、いじけました。

小澤
我が身を呪う、ですね。

春名さん
でもまだ死ぬわけにはいかなかったんです。なぜなら、僕はまだ人生で幸せを味わったことがなかったのです。


◆「生きたい!」という強い気持ち◆

小澤
幸せを味わったことがなかった?

春名さん
僕は、幼少の頃から虐げられた家庭環境で育ちました。ずっと幸福感のないまま大人になり、仕事に就き、家庭を持つに至りました。そしてやっと子どもを授かり、転職し、ローンを組んでマイホームを手に入れ、さあ、ついに幸せな家庭を持てる、肉親に認めてもらえる、と喜びに胸躍らせていた矢先、ガンに罹ってしまった。このままじゃ、死んでも死にきれないですよ。なんのためにこの世に生まれてきたかわからないじゃないですか。もうすぐ掴むことができる幸せな人生を目の前にして、死んでいくなんて酷すぎる。

*春名さんの著書「末期ガンを乗り越え100歳をめざす」(ぱるす出版)にも記されていますが、春名さんのお母さんはまだ乳飲み子だった春名さんを連れて離婚しています。生活費も入れず遊び呆けているようなご主人だったそうです。その後、再婚した男性と飲食店を開いたものの、相手は初婚ということもあり、子連れ再婚のお母さんは気苦労が多かったのでしょう。しばしば春名さんに辛くあたってしまったようです。自分の居場所がなく、肩身の狭い思いをした春名少年。最愛の肉親からも存在を否定され続けたことで形成された心模様は、その後の生活習慣に色濃く影を落とします。




小澤
闘争的ともいえるような強い「生きたい!」という気持ちが湧きあがってきた?

春名さん
はい。というのも、入院先では私より軽い病状のガン患者さんたちが次々に亡くなっていくのです。それを見て、病院が提示する治療をしてもらっても生きられないなら、自分でなんとかしなくてはならない、と思ったのです。自分で納得した治療せずに、後悔したくない。たとえ上手くいかなかったにしても、自分が納得してベストを尽くしたなら、まだ幼い子供にも言い訳が立つと思ったのです。すべて病院任せにすることだけはやめようと決意しました。

小澤
しかし、即入院、即手術という状況では、自分の納得した治療を選択する時間的余裕はなかったのでは?

春名さん
一通り検査をして手術の手順や後遺症、術後管理などの説明を受け、2週間後に手術という段取りになりました。でも、僕は手術を断りました。

小澤
断った?

春名さん
はい。西洋医学の治療だけしか選択肢がないことに疑問を持ったんです。主治医からは「手術をしないなら入院していてもしょうがない」と言われたので、退院することにしました。そして、ガンについて猛勉強し、情報収集しました。どんな方法が自分に適しているか、自分で調べたかったのです。

小澤
思い切りましたね。

春名さん
まず「生きがい療法」に注目し、加えて「郭林新気功」「玄米菜食」を実践しました。ガンの自然退縮を目指すことにしました。

小澤
生きがい療法といえば、まさにご当地ですね。すばるクリニック(新倉敷)の伊丹仁朗先生ですか?

春名さん
そうです。郭林新気功も伊丹先生のクリニックで講習を受けました。なかでも生きがい療法を学んだことは、僕にとってはガン治しの基礎になりました。精神的にすごく楽になりました。以前のままの僕でしたら、死の恐怖に囚われてパニックになっていたと思います。あるがままを受け入れて、前に進むという心の持ち方が出来るようになって、ホント助かりました。

小澤
森田療法、行動療法がベースですよね。不安や心配にばかり気を取られていると、思考停止状態、行動停止状態になってしまう。逆に、できることを行うことによって、不安や心配が軽減していく。

春名さん
生きがい療法を学んだことで、日々を過ごしやすくなり、自助療法も楽しくできるようになりました。体調も良くなりましたね。

小澤
精神的にも肉体的にもコンディションが良くなった。ガンのほうはどうなりました?

春名さん
退院して1ヶ月後、喘息のような発作が起き、咳が止まらなくなってしまいました。以前、セカンドオピニオンを伺いに行ったことのある病院で診てもらったところ、喉にあったガンの原発巣は見つからなかったのです。ただ首の腫れは残っていて、医師からは手術を勧められました。そこで、大学病院を再び訪ね、手術することにしました。

小澤
この局面では納得して手術を選択されたのですね。

春名さん
この手術は受けるに値すると思いました。手術は2ヶ月先と決まりました。そこで、手術に備えて自分でできることを精一杯やろうと思いました。入院しながらも、郭林新気功、温熱、健康食品摂取などで体力づくりと免疫力を上げることに励みました。おかげで14時間に及ぶ手術とその後の1週間の植物状態を乗り越え、手術後の経過も良好でした。予定されていた嚥下のリハビリもしなくてすんだんですよ。

小澤
それはスゴイ!

春名さん
手術の後日談があるんですよ。2週間して手術で切除した組織の検査がでました。転移してボール状になっていた組織にはガンがあったそうですが、原発巣は壊死していたそうです。もちろん術後の放射線治療は、お断りしました。

小澤
自助療法の成果ですね。


◆自分で“ケリ”をつける◆

小澤
ところで、春名さん自身はガンの原因に心当たりはありますか?

春名さん
いまやいろいろな方がおっしゃっているように、生活習慣だと思います。とくに僕の場合は、「心のクセ」が作った生き方だったと思います。

小澤
どんな生き方でしたか?

春名さん
自分の人生が幸せでないのを、生い立ちのせいにしていたのですね。うまくいかないことを「親のせい、環境のせい」にする心のクセが染み付いていました。きっとコンプレックスもあったのでしょう。他人から認めてもらいたいがゆえに、仕事では負けたくないという思いが異常に強く、人一倍バカみたいに頑張りました。本当は内気で寂しがり屋のくせに、弱音も吐かず虚勢を張っていたんです。その分ストレスがたまり、毎晩浴びるほど酒を飲み暴食をしていました。

小澤
そのムリが積もり積もって、ガンとなって現れた。

春名さん
ですから、ガンを治すためにはそれまでの生活習慣・・・僕の場合はストレスフルな生き方をまるっと変えることだと思いました。暴飲暴食もストレスからきているものでした。その元を糺せば、幸福感を感じられないような体験によって刷り込まれた心のクセです。今のありのままを受け入れ、プラスに捉え、前向きに転化する心のクセに変えることの重要性に気づきました。

小澤
がんになって、それができるようになった。

春名さん
そのとおりです。ガンになる以前より、元気にイキイキと生きています。現在はガンの方から相談を受けることもありますが、「僕のようなねじれた心のクセが直るんだから、だれでも不都合なクセを直すことは絶対できますよ」とお話しするんです。(笑)

小澤
目の前に生の実例があるわけですものね。(笑) その不都合な心のクセを直すには、どんなことが大切ですか?

春名さん
「ケリ」をつけることです。

小澤
ケリ?

春名さん
自分の人生に責任を持つ。自分の命にも、病気にも。そうすると余計な悩みが無くなります。判断や行動がスムーズになり、後悔もしなくなる。その分、いまやるべきことにエネルギーを集中できます。

小澤
「自立」とも言えるようですね。

春名さん
ガンになって悩むのは、自分の命にどこまで責任を持つかに比例すると思います。人任せ、病院任せにせず、自分で引き受ける覚悟が持てれば、いろんな情報に振り回されたり、治療をとっかえひっかえ試して無駄な労力をかけずにすみます。不必要なものを捨てたり、別の方法を採用するにも軸がぶれない。自分が納得していれば、結果がどうであれ幸福だと思います。

小澤
清々しいですね。

春名さん
そういうふうに生きると、気分がいいもんですよ。(笑)


【編集長感想】

ガンになる以前の幼少時からの春名さんの体験には胸が痛みました。でも春名さんは、ガンにならなければ生涯得ることができなかったかもしれない幸福を、手にすることができました。それはまさに「ガンのおかげ」です。一見不幸な出来事のように思えることも、人間自らが持つ幸福の遺伝子が為せる業でプラスに変えることができるのですね。

春名さんは自分の体験の語り部となることで、「ケリをつける」ことを社会に伝え、ご先祖やご両親に恩返しをし、子孫に対して負の連鎖を断ち切っている。そう感じました。

春名さん、ありがとうございました。

*現在、春名さんは本業のお仕事の合間に、ボランティアとして著作、講演、気功講習などの活動をしています。ガンの方の相談にものってくださいます。

◆春名伸司さんのブログはこちら!
プロフィールと連絡先メールアドレスはこちら


*2012年3月 春名さんが帯津良一先生と共著で新刊を出されました(↓)










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