再発・転移・進行・末期のガン対策

ガン体験者との対談

山岡あや さん 卵巣がん ステージ3

「幸せのスイッチ~不幸体質から幸福体質へ!!」
2022年3月 いずみの会主催 オンライン体験談&交流会ダイジェスト


みなさん、こんにちは。山岡あやと申します。


山岡あや さん 卵巣がん ステージ3



現在37歳。教員免許と食生活アドバイザー2級の資格を持っています。小さいときから食に関心があって、できるだけ添加物を減らすなど健康に気をつかってきました。結婚前は講師や介護員として養護学校に勤めていました。趣味はテニスとマラソン。名古屋ウイメンズマラソンにも出場し、フルマラソンを3回完走しました。

私は小学3年くらいまで、すごく周りを気にする子どもでした。昼間友だちに言った言葉が気になって不眠になったり、原因不明の吐き気に悩まされました。その体調不良をきっかけに母親が「個性心理學」を学び、私にも教えてくれました。人それぞれが持つ個性を学ぶことによって気持ちが落ち着き不眠症や体調不良が改善しました。

その体験から、私も人の心を楽にしてあげたいなと個性心理學講師になりました。現在は他に、耳つぼジュエリー講師、はなまるマルシェ主催などの活動をしています。

これからのお話の流れです。
前半:「次々と不幸を引き寄せる! 不幸体質に!」
後半:「楽しく幸せを引き寄せる♪ 幸福体質に大変身」

そして講演の目標は「みんなのしあわせスイッチONに♡」できたらいいなと思います。宜しくお願いします!


山岡あや さん 卵巣がん ステージ3




◆不幸体質になるきっかけは結婚だった!◆

結婚してすぐ、悲しみ、恨み、怒りの感情を持つようになりました。それは旦那さんに対してなのですが、対人でこんな感情を持ったのは初めてでした。

・旦那さんの職場環境が変わって帰宅時間が遅くなった。深夜2時になることもあった。
・旦那さんの舌打ち、貧乏ゆすりの癖を見ているだけで不快になる。(仕事のストレスが大きかったようです)
・新居への引っ越し時の冷たい仕打ち
・生まれた環境の違い(食事の仕方などの生活習慣)
・プライベートの過ごし方の違い(週末の過ごし方)

また、旦那さんに対しネガティブな感情を持てば持つほど、自分の性格が悪いからだと自分自身を責め、追い込んでもいました。

こんな結婚生活なら離婚しようと旦那さんと合意した3日後、妊娠が判明しました。可愛い赤ちゃんを授かったにもかかわらず、離婚できないことに絶望していました。これからも旦那さんと暮らしていかなければならない。周囲の祝福の声も私の心には響かず、暗い悲しみが渦巻いていました。幸せは微塵も感じられず「産後うつ」になりました。ごはんを作ることも、掃除をすることもできず、離乳食は一度も手作りせず、全て市販の物で間に合わせました。旦那さんと会話することもなく、栄養も不足し、人と会うのも億劫で外出もしなくなりました。

そんな生活が続いたことで、子どもの表情が虚ろになってしまいました。ごはんを食べさせてもらいに実家に行くと、孫の様子に気づいた親に問いただされます。すると頭が痛くなってくる。実家への道すがら、ふと魔が差すように車を追突させるイメージが何度も湧きました。そんなある日、イメージどおりの事故を目の前で目撃し、1時間ほどその場から動けなくなりました。イメージが実際に我が身に起きることが恐ろしく、実家へごはんを食べに行くのをやめました。よっぽどのストレスだったようで、寝ている間の歯ぎしりで奥歯が欠けてしまいました。

さらに私は悪運を引き寄せていきます。

旦那さんを恨んでいたのに加え、母を恨むようになりました。離婚したいと母に相談したら、経済的に自立していないことを理由に実家に戻ることを許してくれませんでした。それならばと離婚のために簡単にお金を稼げる投資話に飛びつき大失敗しました。結婚前に貯めていたお金が増えるどころかゼロになりました。家計を見直さざるをえず保険を全て解約した3ヶ月後に、

1260g!!  私の卵巣がんの重量です。

2019年3月(34歳)にがんが発覚しました。検査で15cmとされた腫瘍を摘出してみると21cm、1260gでした。4月後半から抗がん剤治療となりました。

がんを宣告された直後の私の心境と行動です。
・死にたいと思っていたからか、ほっとした気持ちになる。一方で、実家に戻ることを許してくれなかったからがんになったと、母を責めた。
・人生のゴールが見えたことで気力アップ、元気が出てきた。(「がん宣告ハイ」と名付けています)
・今のうちに娘の希望を叶えてあげようとディズニーランドに行った。
・葬儀の予約(事前予約だと安い)
・死に対してあきらめの気持ちと不安が入り交じる。
・ルノルマンカード(ヒーラーさんに生きようとしていないと指摘される)
・天国運動(天国に行きたかったけど家族への恨みが強かったので、罪滅ぼしにと3日間早朝に地域のゴミ拾いで徳を積むことにした)

手術には、日本中の人と地球が私を応援してくれているイメージを持ち、天国でも地獄でもどっちでも幸せという思いで臨みました。



◆幸福体質へ変身!◆

手術翌日、「寒い、気持ち悪い、痛い~」という感覚と同時に、「ということは生きている! し~あ~わ~せ~」な気持ちでした。この時から超ポジティブに変換しました。闘病生活は、私に感動と幸福を与えてくれました。病室のベッドから起き上がれた、立ち上がれた・・・些細なことで感動し生きている歓びを味わいました。透析になる危険性もあったのですが、もしそうなっても生きられることに心を向けることができました。

最大の幸せは、がんや痛みに気を注ぐことで旦那さんを24時間恨んでいた日々から解放されたことです。「幸せは得るものではなく、気づくもの、つくるものだ」ということがわかりました。

私のがんは卵巣の胚細胞腫瘍でした。BEP療法という3種類の抗がん剤治療を術後にやりました。点滴容器を見ると恐ろしい注意書きが記してある。何時間もかけて点滴していると恐ろしいものを体内に入れるイメージになって心臓がバクバク。1回目で気持ちが悪くなりしんどかった。でもあと3回やらなくてはならない。そこで私は考えました。2回目からは用意した3枚の紙を看護師さんに頼んで点滴容器に貼ってもらいました。「美容液」「氣(元氣の氣)」「ありがとう」 脳の中でイメージを編集して乗り切りました。


山岡あや さん 卵巣がん ステージ3



院内に設置してあるフリーペーパー「STAND UP」を手にとってみたら、若年性のがん患者の体験談がたくさん載っていました。私よりも若い人たちが、がんを克服して前向きに活動している記事を読み、生きる勇気と希望をもらえました。

最後の抗がん剤治療の頃には居ても立ってもいられなくなり、「生きているうちに何かしたい!」という想いが強くなりました。そこで思い出したのが高校のときの夢でした。「自分が大好きなことをして稼いだお金を支援したい団体に寄付する」 これって今すぐできる! マルシェを開こう! 知り合いに声をかけ、要らなくなった子供服を持ち寄りフリーマーケット募金をして寄付しよう! と入院中にアイディアを練っていました。

退院後すぐに、たくさんの子供服が集まりマルシェを開催できました。寄付してくれた人、手伝ってくれた人、募金だけに訪れてくれた人・・・私の周りにはこんなにもやさしい人たちがいる。そのやさしさに触れて元気になりました。

でもまだ私の中には旦那さんに対してドス黒い感情がありました。離婚する前にお金を使っちゃおう。ウイッグ、サプリメント、浄水器に美顔器、服やらクレジットカードで80万円くらい使っちゃいました。旦那さんは何も言いませんでした。お金を使いまくっている私のほうが不安になって、母から探りをいれてもらいました。

すると旦那さんが母に、
「お金はいつでも稼げますから。あやが元気になってくれれば・・・」
と言ってくれたのです。

私は自分の小ささに気づきました。

「1260gのガンは私の思考で育てていた!!」

私は自分が被害者だと思い込んでいました。でも、人のお陰はあっても、人のせいはないんだ!

だったら、これからどうする!?

自分を責める・・・いや、今までも自分を責めたが何も解決しなかった。

それでは、

《相手を許せない=自分を許せない》⇒《相手も認めて、自分も認める》

腹黒い自分だったことを認め許すことにしました。それにはまず、自分の心を満たすこと。それができなければ、人の心を満たしてあげられない。私のがんは2年以内の再発確率が高かったので、2年間は楽しいことを優先して心に元氣をチャージしようと思いました。

不幸体質から幸福体質への転換を加速するために、【楽しい:楽しくない】を判断基準にしました。患者会選び、がん友選びなど付き合う人や環境を大切にしました。歌や太鼓にも挑戦しました。

「夢が叶ったからワクワクするのではない。ワクワクしているから夢が叶うのだ!」という言葉が腑に落ちました。私の変化は娘にも影響して夢の持ち方やチャレンジが変わりました。旦那さんの仕事も上手く行くようになりました。(笑)

『マイナスもプラスもあって幸せな人生』

がんになったことも、がんになる直前に保険を解約したことも大変だったけど、そのお陰で「幸せは気づくもの、つくるもの」と変換できました。旦那さんに対する感情も変わりました。

同じ出来事でも、捉え方しだいで幸せにも不幸にもなる。
がんになって私が学んだことです。

ご清聴ありがとうございました。


山岡あや さん 卵巣がん ステージ3




*いずみの会イベント情報はこちらのブログにて!

*いずみの会 公式サイトはこちら!



【編集長感想】

スライドとセットの講演は、オンラインながらとても楽しいものでした。
がん体験談ですが、表現や喩えがとってもポップで、「そんな解釈でいいんだ!」と肩の荷が下ります。

感じたこと、気づいたことを、すぐさま思考パターンの修正と行動に反映されたのはお見事です。個性心理學を学んでいたことも役立ったでしょうね。


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