再発・転移・進行・末期のガン対策

ガン体験者との対談

汐崎清さん 大腸ガン

明るいガン患者になるには?!
2009年5月 東京 上野にて

ご自身のガン体験を本にして出版した汐崎清さん。今から13年前の1996年のクリスマスに、42歳の若さで直腸ガンを告知されました。手術でお腹を開けてみると、実際にはガンが腸壁を破っていて結構“ヤバイ”病状だったそうです。「若い・直腸ガン・腸壁浸潤」ですから、医学的(医者の立場)には目に見えない転移や再発の危険性を考えます。でも、汐崎さんは理屈を超えた生き方で、見事に「ガンの呪縛」を解き放ったのです。一見、破天荒ともいえるガン患者 汐崎清さん。この対談を読んで、そして汐崎さんの本を読んだら、あなたのガン生活が変わります!

ところで汐崎さん、本当によく(笑)う方です。。。

汐崎清さん
よく笑う汐崎清さん(右)と編集長


◆生きる目的◆

小澤
はじめまして。ガンの辞典の小澤です。

汐崎
こんにちは。汐崎です。

小澤
しかしまぁ、なんとも型破りなガン闘病記ですね。タイトルからして『神様に助けられた 極楽とんぼ!』ですから。タイトル見ただけじゃ、ガン患者が書いた本だとは誰もわからないんじゃないですか?

汐崎
自分でも、まさか本を書くことになるなんて夢にも思ってなかったんです。

小澤
でもこうして出版された。読んでみると、ご本人を前に失礼ですが、「そんな筈ないでしょ~」「ホントにそんな精神状態でいられたの~?」「この人、気がヘン?!」と勘ぐってしまう場面もありながら、いつのまにか本のページに付箋を貼っている。(編集長はいいこと書いてあるなと思ったページに付箋を貼って見出しにする読書法を採用しています)

汐崎清著「神様が助けてくれた 極楽とんぼ!」
読み進めるうちにいっぱい付箋がついた汐崎さんの本
*本は汐崎さんのホームページから注文できます!

汐崎
それはありがとうございます。

小澤
この本で、汐崎さんが最も伝えたいことは何か? お聞かせください。

汐崎
ひと言でいうなら《気持ちの持ち方》ですね。とにかく、明るいガン患者になろうよ!

小澤
「極楽とんぼ」ってタイトルに使われてますが、少なくとも「お気楽」には思えます(笑)

汐崎
自分でいうのもなんですが、あんなに笑ってたガン患者はいないんじゃないかなぁ~(笑) でも告知されたときは、そりゃ参りましたよ。私は父をガンで亡くしています。ガンが見つかった時にはすでに末期で、胃やらなんやら切り取られ大変な最期でした。だから普段ノー天気な私も、さすがに「これで終わりだ」って観念してました。

小澤
お父さんのこともあって、最初から前向きにプラス思考でガンを治そうとしたわけじゃないんですね?

汐崎
そうですね。「ガン=死」というイメージを持っていましたから。不治の病だとね。それと、世間的には42歳という年齢は「早過ぎる」ということになるでしょうが、自分では42年間好きなことやって生きてこられたから、まあいいかと・・・。

小澤
そういう気持ちが180度変わったきっかけは、なんだったのですか?

汐崎
女房に叱られたんですよ。あなたはそれでいいかもしれないけど、残される私はどうなるのよッ!って。

小澤
そりゃごもっとも!

汐崎
闘わずして敗北宣言出すののか!と。すごい剣幕でしたよ。

小澤
勇ましい!

汐崎
病院で告知を受けた後、女房とファミリーレストランに入ったんです。そこで注文したラーメンを前に女房が泣き出し、瞳からこぼれた涙の一滴がドンブリに落ちた。その落ちた涙の波紋を見ているうちに、妙に素直になれて・・・。

小澤
絵的には美しくないけど・・・(笑)

汐崎
「女房を絶対、未亡人にさせない」って、心に誓ったんです。

小澤
生きる目的ができた。

汐崎
ガンを克服するには、気持ちの持ち方がだいじだって言いましたけど、生きる目的は絶対必要ですよ。私の場合は女房のためと、もう一つありました。

小澤
著書の中に出てくる「神様との約束」ですね?

汐崎
ふつう「神様の声が聞こえた」なんて言うと、世間ではオカシナ人って思われるかもすれませんが、私はそう呼んでいます。なんせ神頼みで命乞いしたんですから。

小澤
本を書くことを約束した。

汐崎
ええ。この僕が~? 本を書く~? 女房にも「汐ちゃんは本を書くタイプじゃないでしょ」って真顔で言われましたよ(笑)。 でもね、《お前の体験を本にして多くの人に知らせてあげろ》と言われた気になったんですね。

友人やガン患者仲間見ててね、「もったいないな~」って感じたことあるんですよ。栄養を摂るとガンも大きくなるからって、毎日ニンジンジュースだけ。もう最後はガリガリに痩せちゃって見てるこっちがつらかった。手術後に念のため放射線やりましょうって医者に勧められてやったんだけど、放射線当てたとこからガンが再発してあっけなく逝っちゃったガン仲間もいた。

小澤
ガンが先に降参するか、本人が先に参っちゃうか・・・チキンレースみたい。もったいない。

汐崎
もちろん私の闘病方法がすべてのガン患者さんの解決策になるわけじゃないけど、私の体験が何かヒントになってくれればいいということなんでしょうね。最初は「オレに本なんか書けないよ」と思ったんですが、だんだん本を書くのはそういう意味だと思うようになりました。

小澤
【女房を未亡人にさせない!】【ガン体験の本を書く!】 二つのはっきりした生きる目的ができた。それが「まあいいか・・・」から「ガンなんかに負けない!」という気持ちにギアチェンジさせたんですね。しかも、生きる目的が自分だけのためのものじゃないでしょ。人様が喜んでくれる目的。それがまた良いと思うんですね。

汐崎
そうですね。大好きな人のためだと、すごく頑張れますから。どんなに窮地に追い込まれても、《理屈を超えたパワー》が出るんですね。

汐崎清著「神様に助けられた 極楽とんぼ!」
というわけで約束どおり書き上げた本です
アマゾンでも買えます


◆明るいガン患者◆

小澤
さて、生きる目的が明確になりました。でもそれだけで、明るいガン患者になれるんでしょうか? ガンという病気自体、どうしても暗いイメージがつきまとう。検査の結果が悪けりゃ落ち込むし、ともするとお医者さんが口にする言葉で不安を煽られることもあるでしょ?

汐崎
ええ、私も経験あります。主治医だった先生が転勤になった時、けっこう信頼でき気の合う先生だったので転勤先の病院に通ったんです。ところが事情があってまた元の病院に通院することになった。そしたら、担当の医者が私のカルテ見て、「あら、なんともないのォ~」って。要するにこのガンでよく生きてるね、という反応がミエミエだった。

小澤
現代医学一辺倒のお医者さんは“敗戦処理”が多いから、頭の中はマイナスイメージってことよくありますね。

汐崎
私は、自分がガン患者というイメージが嫌いだったので、入院中は、ほら、よくある患者さんの格好をしてなかった。

小澤
あの、病室で過ごすためのパジャマ姿のことですか・・・?

汐崎
そう。そう。そういうの着ずに、普段着でいた。

小澤
今日みたいな格好で入院してた?

汐崎
だから、入院患者さんのお見舞いに来た人とよく間違えられた(笑)。

小澤
そりゃそうでしょ!(笑)

汐崎
なんでお見舞いの人が、患者さんのベッドに横たわってるんだッ!って・・・(笑)

小澤
(その姿を思い浮かべ)ハッハハハ~(大笑)

汐崎
手術が終わってストレッチャーに乗って帰ってくる同じ病室の患者さんに付き添って、「おい、大丈夫か?」なんてやってるもんだから、余計お見舞いの人と勘違いされる。そんなことしてたら、ストレッチャーに乗った患者さんから、「おい、お前、そんなことしてる場合か?、明日はお前の番だぞ!」って言われて、「そうだ、オレは患者で明日手術だった!」 すっかり忘れてたんですよね(笑)

小澤
ヒッヒヒヒ~ハッハハハ~(笑いが止まらない)

汐崎
ガンってやつは暗い性格してるから、笑って明るく暮らすのがいいんじゃないかって、勝手に思ったんですよ。笑うと免疫力が上がるっていうし。とにかくよく笑ってました。それと明るい性格ってのは、「自分はガンだ」と平気で言えるかどうかですよ。ヘンにガンのことを隠したりすると、暗い性格のガンの思うツボ。自分の性格が暗いと思ってる人は、明るく生きることをすればいい。いちばん簡単なのが笑うことじゃないですか。笑ってるとき暗い気持になる人いないですよね。
(*参照「ガンと性格」)


◆ガンのことを考えない時間を増やすには?◆

小澤
こういう患者さんもけっこ多いですよね。明るく前向きでいたいんだけど、どうしても体の中にガンがあると思うと気になっちゃって・・・。個人差はあるでしょうが、やっぱり頭から離れないもんでしょ。

汐崎
完全に忘れることはできないでしょうね。ガンを患ってる最中にガンのことを考えないようにするのは難しいです。でも私の経験からすると、なるべくガンのことを考えない時間を増やした方がいいと思います。

小澤
汐崎さんは、どうされてたのですか?

汐崎
ちょうど神様と本を書く約束してたので・・・(笑)。 入院中もワープロを病室に持ち込んで、キーを叩いてました。

小澤
あの・・・普段着姿で病室のベッドに座ってワープロ打ってた?

汐崎
ええ、とにかく作文だってロクに書いたことない人間ですから、誤字脱字にも気をつけなくちゃならないんで、一日あっという間でした。

小澤
そういう意味でも汐崎さんの場合、本を書くという目的はプラスに働いたわけですね。大脳生理学では、「人間の脳は同時に二つのことを考えられない」といわれています。神経症の行動療法などはそういう脳の仕組みを応用してるんですね。気になってしょうがないことがあったら、それを考えにないようにするのでなく、他の事に集中しましょう。そのためには、じっとして他の事考えるよりは、何かに取り組む。つまり、なんらかの行動、活動をすることでそれに意識を集中させる。そうすると嫌な、気になってしょうがないマイナス思考から解放される。

汐崎
プラス思考になるには、マイナス思考を止めるのでなく、プラスに思えることを実行・実践する。ブラスに思えることってのは、結局、生きがいや生きる目的、楽しいなぁ~、嬉しいなぁ~、と感じられることですよ。

小澤
病気にエネルギーを使うのでなく、生きることにエネルギーを使う、ということですか。

汐崎
まさに、そのとおりですッ!! そういう対象に多くの時間を費やすようにすれば、どんな人でも明るくなれる。根暗の人でも、自分の好きなこと、趣味とかあるでしょ。 それやってるときは、絶対明るくプラス思考のはずですよね。どんなに自分の世界に籠ってても。傍からはそう見えなくても(笑)

小澤
一人でニヤニヤされてると不気味ですけどね(笑)

汐崎さんご夫妻
時に強く時に優しく(笑)支えて下さった奥様と


◆家族や友人の支え◆

小澤
前向きな気持ち、プラス思考、ガンのことを忘れる時間を多くするには、周囲の方の支援は大きな助けになると思います。とかく患者さんは孤独感や疎外感を抱きやすいので、一人でガンバルというのはしんどいとこあると思うんですが・・・。

汐崎
その点、女房には感謝してます。毎日のように笑って暮らせたのも彼女のお陰だし・・・。あんまり言うとオノロケになっちゃいますかね。でもウチは子供がいないから、ホント女房が支えてくれました。

小澤
仕事関係も含めたお仲間も、助けてくださったみたいですね。

汐崎
ええ、私のことを患者扱いしてないというか・・・(笑)。そういうのはかえって元気になりましたね。誘われてゴルフやらカラオケやら行きましたよ。この場を借りてお願いしたいのは、もし読者の方のお友達でガン患者さんがいたら、電話の一本でいいからしてあげてください。特別気の利いたこと言わなくていいですから。ただ、どうしてるかなぁ~と思って電話した、でいいの。電話もらったほうは、私のこと心配してくれる人がいるんだって、それだけで嬉しいもんです。生きててよかった、って思える。

小澤
「あなたには存在価値がある」というメッセージは、体が元気になるエネルギー源ですよね。「もう生きてる価値がない」と無意識にでも思えば、体はそれなりの反応をすると思うんです。自爆スイッチというか、自ら己を滅亡させるような遺伝子にスイッチが入っちゃうんじゃないかと。ガン遺伝子もそのうちの一つなんじゃないでしょうか。

汐崎
うん、そう。私が入院してる間、女房は毎日見舞いに来てくれたんです。同じころ入院してた、私とあまり年齢は変わらない男性がいてね。ある時、病室の窓から外を眺めてたら「実は私の自宅はすぐそこなんです」と指をさす。でも、私はその患者さんの家族が見舞いに来たのを見たことない。聞いたら悪いかなと思いながらも、「奥さんはどうしてらっしゃるんですか?」と尋ねたら、「私が入院してるんで代わりに仕事で忙しいんです」だって。つくづく思ったんですよ。可哀想だなぁ~、ってね。これじゃ元気出ないよ。病院の目と鼻の先ですよ、ご自宅。案の定、その人、亡くなるの早かったですね。

小澤
「あんた生きてる価値ない」って、他人じゃなく愛する家族から言われてるようなもんですものね。

汐崎
それから私の場合は、自分がガンだとカミングアウトしまくった。心配してくださる方や、こんな方法で良くなった人がいるよ、っていろんな情報が入ってきました。これは女房が聞いてきた話なんですが、60歳で胃ガン手術をして医者に末期といわれたんだけど、温湿布で15年生きた。どんな方法かというと、熱いお湯にハッカ油を入れ、その中に浸けたタオルを絞って腹の上に置く。それだけで15年ですよ。温熱療法は良いと思って、私も半身浴を続けました。

小澤
前向きだと、いろんな人が応援してくれて、様々な情報の中から自分に良さそうなものをキャッチできるんですね。

汐崎
周囲の人に支えられ、また支えてくれる人たちのために頑張る。人間って、誰かの役に立ったり、誰かが喜ぶ姿を見ると、生きている価値を感じれるものでしょ。そうしたら体は、自然とより生きるために都合の良い状態にしようとするんじゃないですか。

小澤
汐崎さんの経験に触れて、多くのガン患者さんがガンを克服できるよう願っています。今日はどうもありがとうございました。


【編集長の感想と追記】

汐崎さんの本に登場する神様について記しておきたい。汐崎さんの本への書評は、明らかに二極化される。現にアマゾンに寄稿されている読者のレヴューも批判的というより酷評が2件、5つ星が1件である。

私自身、ガンに関するサイト運営者として、宗教的なもの、精神世界的なもの、スピリチャル的なものに関する対象には注意深く接している。(誤解ないように申し上げれば、「理解できない、否定している」わけではない)

しかしながら、汐崎さんの本に言及するにおいて、汐崎さんの経験を「異端」と一刀両断に決めつけることはできないと思う。そこには「人という生き物」の可能性や能力の奥深さを感じるからだ。

たまたま汐崎さんの場合は、理屈を通り越した感覚が「神様というカタチ」で現われた(ように感じた)。自らの内からの声は、ただイメージとして湧き上がるだけでなく、様々な形態で出現するのかもしれない。 家族の、知人の、他人の口を借りて・・・本、ドラマ、映画、スポーツのシーンで・・・いやいや動物や植物、山や海からの非言語的メッセージかもしれない・・・。

そして問題は、どのような形で現われるかより、それをキャッチできる心の状態にあるかなのではないか。

今、話題作として全国公開されている映画「天使と悪魔」の文庫版を数日前に読み終えた。作品の中にこんなくだりがある。

「おまえも知っているとおり、人間は通常、脳の持つ力のほんの数パーセントしか使わないものだ。ところが、大きな衝撃、極度の喜びや恐れ、深い瞑想などで、精神が張り詰めた状況に置かれると、突如としてニューロンが異常に興奮し、格段に頭が冴えた状態になる」

「・・・一見不可能に思える問題に対して、鮮やかな解決策が浮かぶことがある。ヨーガのグルが高次の意識と呼ぶものだ。生物学者はこれを変性意識状態と呼ぶ。心理学者は超感覚と呼ぶ。キリスト教徒はこれを称して、祈りが聞き入れられたという」

「神の啓示といっても、すでに心でわかっている事柄を、脳を通じて認知させられるだけの場合もある」

一切の衆生は仏である、とブッダは説いた。だれもがすべてを知っている。必要なのは、心を開き、内なる知恵に耳を傾けることだ、と。
(引用終わり)

汐崎さん、対談中も本当によく笑ってました。


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汐崎清 沖縄講演会
カタイ恰好してますが爆笑の連続だったそうです(沖縄での講演会)

 




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