再発・転移・進行・末期のガン対策

ガン体験者との対談

今村美代子さん 急性骨髄性白血病

余命7日の急性骨髄性白血病から21年
2015年10月 北海道旭川市にて
優しいご主人のために早く元気になって家にもどりたい! 愛する家族が、今村さんの壮絶な闘病を支えてくれました!


今村美代子さん 急性骨髄性白血病
穏やかに体験談を語られる今村さん



◆検査後、即入院!◆

小澤
フライトが遅れてお待たせしてしまいました。どうぞ、よろしくお願いします。

今村さん
遠くからご苦労様です。私のような体験談でお役に立つのかしら。

小澤
無理なお願いを受けていただきありがとうございます。早速ですが、病気の経緯をお聞かせください。

今村さん
今からもう21年前のことなので、うる覚えのところがあるのですが、1994年2月に急性骨髄性白血病と診断されました。

小澤
白血病ですと、体調面でなにか異常を感じておられたのですか?

今村さん
1年くらい前から風邪をやたら引きやすくなっていました。ぶつけた覚えもないのに体にアザができたりもしていました。しょっちゅう近所のかかりつけのお医者さんに通うものですから、そこの看護師さんが心配して「風邪とはちがう病気かもしれないから大きな病院で診てもらいなさい」と進言してくださいました。

小澤
看護師さんも、ちょっとおかしいと思われたのですね。

今村さん
すると2月26日でした、歯茎からいやな感じの出血をしたのです。これは尋常じゃないと思いました。28日に会社でその月の給料計算業務を終えると、市立病院を受診しました。診察の結果、病院から帰ることを許されない事態となりました。

小澤
診察、即入院?! そんな緊急事態になっていたのですか!?

今村さん
検査したら貧血と血小板減少が甚だしかった。万が一、帰りに転んで出血したら命の保証がないと言われびっくりしました。

小澤
かなり病状が進んでいたのですね。

今村さん

体がだるくて食欲もなくて・・・それでも会社が繁忙期だったので仕事を休むわけにいかなかった。事務を担当していたのですが、自宅に仕事を持ち帰らねばならないほどで、12時前に床に就くことはありませんでした。それで病院に行くのも遅れてしまったのです。


今村美代子さん 急性骨髄性白血病
「もう20年以上のことなのでうる覚えなの」という今村さん。闘病の経緯をまとめてきてくださいました。助かります。



◆余命7日!壮絶な闘病、再発◆

小澤
無理に無理を重ねていたんだ。では入院してすぐ治療が始まった?

今村さん
1回目の点滴治療をしたら、吐き気、嘔吐、40度以上の発熱。それからというもの、食事は100日以上にわたって口から摂れませんでした。それからはもう壮絶極まる闘病生活。

小澤
急性骨髄性白血病がこんな厳しいとは思わなかった?

今村さん

入院してしばらく、私には本当の病名は伏せられていました。主治医から主人に、「あと7日の命」と伝えられていたことは後に知りました。私が急性骨髄性白血病という病名を知ったのも入院して4~5ヶ月後だったと思います。私が受けている治療や点滴なりを見た先輩格の入院患者さんから、「あなた白血病だよ」と囁かれたりして。(笑)

小澤
余命7日だったのですか!?

今村さん
治療開始してすぐに歩けなくなり、54kgあった体重が40kgに落ちました。病室内に設置してある簡易トイレに辿り着くのに30分かかる始末。ベッドに戻って体を横たえるにもどれほど時間を要したことか。終いには、それさえ出来なくなりました。

肺炎にも何度も罹りました。病室から出られないので、レントゲン検査装置を病室に持ち込み撮影しました。血液検査は腕からではなく、マルクという背骨の部分から採血しました。うつぶせになって太い注射針を刺します。検査後2~3時間はそのままの姿勢でいなければならず苦しかった。レントゲンも採血も何度となく受けたようですが、朦朧としていた私にははっきりしません。その頃は、もう生きているのか死んでいるのかわらなかったのです。

お見舞いに来てくれたお友だちが私のいるベッドを通り過ぎて行ってしまうんですよ。存在に気づかないくらいやせ衰えていたようです。私の姿を見て、もうダメだと思ったみたい。

小澤
凄まじいですね。入院はどのくらい続いたのですか?

今村さん
7ヶ月です。退院してからは1ヶ月毎の入院治療を6回繰り返しました。

小澤

退院されてから白血病のことを調べたり、ご自身でできる養生など何か取り組まれたことはありましたか?

今村さん
私はお医者さんの勧める治療がいちばんだろうと思ってそれをしただけです。とても優しいお医者さんで、一人ひとり時間をかけて診察してくださる。夜遅くまで回診され、にこやかに声をかけて励ましてくださりました。

小澤
よいお医者さんに恵まれましたね。

今村さん

はい、ほんとよかったです。でも、1年1ヶ月後に再発してまた入院することになったのです。

小澤
余命7日の危機を乗り越えられただけに、再発を告げられた時はショックだったでしょう!?

今村さん

夜の8時、自宅に一人で居る時に病院から電話がありました。もうがっかりして情けなくて、仏壇の前で泣きました。ああ、またあのつらい治療が始まるのかと憂鬱でしたが、幸運ことに新薬がでて、それがよく効いたようです。薬を飲む時は、「いま飲むから効いてね」ととなえながら服薬しました。


◆家族の愛情に応えたかった!◆

小澤
たいへんな闘病の支えになったものは何だったのですか?

今村さん
毎日、主人が仕事帰りに寄ってくれて話ができることでした。

小澤
あらあら、仲良しご夫婦なんですね。(笑)

今村さん
入院中、食べれない間、24時間点滴をしていて着替えができるのは一日1回朝の7時頃でした。その時間にも主人が来て、着替えを手伝ってくれたんです。それに「一人でいるのは嫌だから、早く元気になって帰ってきて」と、主人が言うものですから。(笑)

小澤
参ったな。(笑) 一人で寂しい思いをしているご主人のためにも早く治して戻ろうと思ったのですね。

今村さん
病室で私のベッドは廊下側でした。廊下を人が通ってコツコツ靴音がするだけで、頭がズキズキ痛みました。主人はそのことを知ったようで、運動靴で来るようになり、病室の小さな穴から私の様子を確認してから部屋に入るようにしていたと、何年か後に叔母に聞かされました。

小澤

優しいご主人ですね。

今村さん
すごく優しい主人なんです。当時、札幌で働いていた娘も週末にはお見舞いと主人の食事作りのため帰ってきてくれました。二級建築士の試験を受けるため仕事しながら受験勉強を頑張っている最中でした。そんな家族のため、私は早く元気にならなければと強く思いました。

小澤
今村さん自身の仕事は気にならなかったですか?長年勤めてこられて、重要な仕事を任されていたようですが。

今村さん
私の代わりに2人パートを雇っていました。気にはなりましたが、会社には復帰しませんでした。2度目の退院直後は1週間に1回の通院。それが2ヶ月に1回になるまで4年かかりました。

小澤
では退院後しばらく自宅療養と通院の日々だったのですね。病気ばかり意識しないような時間も必要だと思いますが、何かお楽しみを見つけられたのですか?

今村さん

感染を避けるため外出を控えていたので、木目込み人形を作ったり、紙で入院仲間が早く退院できるようカエルを折ったり、フクロウを折ったり。花瓶、兜、お雛様を紙で作ったりしました。

小澤
手作業がお好きなんですね。

今村さん

ナツメロの会に入ってカラオケも楽しみでした。その後、ご近所さんに誘われて百寿大学という、いわば生涯学習の集まりに参加しています。級友の皆さんとともに学んだり、お習いごとしたり。アート彫刻展では最優秀賞を頂きました。

小澤
そういうお楽しみに没頭していると、病気から離れられますね。

今村さん
そうですね。やっている最中は病気のこと忘れますね。4年前に心不全になりましたから、今でも忘れるためにカバー編みなどしているのですよ。毛糸を触っていると嫌な病気のことを忘れられる。(笑)

小澤
楽しく過ごす時間が何よりの養生。(笑)

今村さん
私、病気をして悔しかったことが二つありました。ひとつは、床に伏せていた母が亡くなってお通夜にもお葬式にも出れなかったことです。私がちょっと体調を崩すと母が夢に出てくるのです。

小澤
夢の中でお母さん、何か仰いますか?

今村さん
言葉では言いませんが、「頑張んなさいね」という表情をしています。

小澤
もう一つは?

今村さん
悔しくてこのままでは死ねないと思いました。今まで働いて働いて、さあこれから主人と旅行に行けると楽しみにしていた。このままじゃ死にきれない。年金だってまだ一銭ももらってないのですから。(笑) 治ったらしたいことがいっぱいあった。(笑)

小澤
二つ目の悔しい思いは、見事晴らしましたね。(笑)
今日はご協力ありがとうございました。


今村美代子さん 急性骨髄性白血病
ご一緒にカメラに納まりました



【編集長感想】

とにかく今村さん、ご主人とラブラブなんですよ。看護師さんから、「いままで見たなかで一番夫婦仲がいい!」って言われたそうです。

お医者さんの勧める治療しかしなかった、と語る今村さん。でもしっかり自らの生を養うことをされました。今村さんが病を克服した要因・・・「ご家族の愛情」「このまま死ぬなんて悔しいという思い」「仕事本位から自分本位への転換」「やさしい主治医」「新薬の登場」。穏やかな外見の内に強い芯をお持ちの女性です。









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