著者の小西先生とは面識があり、3度お会いしています。講演、セミナーやFacebookなどから、小西先生が目指す医療の輪郭を窺い知ることはできていましたが、書籍という媒体での情報発信は誠に喜ばしいかぎりです。(ちなみに小西先生は2013年5月、大阪の北区で開業されました。小西統合医療内科の公式サイトはこちら)
本書のテーマは医療観で、特定の疾患にフォーカスしたものではありません。それゆえ、医療関係者、健康関連従事者はスンナリ目を通せるでしょうが(提示されている医療観に賛同するかどうかは別として)、一般の方はちょっとわかりづらく感じるかもしれません。内容の問題ではなく、お医者さんによる医療者の立場からの言い分なので、医療者言葉になっているのです。(まあ、至極当然です)ではなぜ私が本書をご紹介するかといえば、142頁に小西先生がこう決意を表明されているからです。
【これまでの現代医療は、病気を治すことだけが目標でしたが、私の目指す医療では「幸せを感じて生きているかどうか」が一番大切であると考えます】
応急的に症状を落ち着かせる現代医療。自己治癒力を発揮しやすい体内環境の整備。病を引き起こす生活習慣をあえてさせてしまう潜在的な意識や、病が治ることを阻害している思い込みへのアプローチ。これら三つのメソッドを組み合わせることで、「幸せを感じて生きること」を邪魔している心身から解放できる可能性があるのです。同時にそれは“治癒”へ導く根源的な文脈と成り得ます。
本書は、医療が「幸せを感じて生きること」に関わろうという宣言本であります。



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