
ガンに放射線を集中させる強度変調放射線治療(IMRT)は、患者さんの正常組織への影響が少ない治療法です。定位放射線治療とは、ターゲットとなるガン対して多方向から集中的に放射線を照射することにより、門数の少ない通常の放射線治療よりも周囲の正常組織へのダメージを抑えて治療することができます。この定位放射線治療の装置がノバリスです。
ノバリスの特長は次の通りです。
①1ミリ単位でガンの位置を特定できる精度を持つ。
②多方向から放射線ビームを照射させることで瞬時に不規則なガンの形状に一致させる
③治療誤差が少ない(頭蓋内で2mm、体幹部で5mm以内)ので正常組織への負担が少ない
④1回の平均治療時間は20~30分
ノバリスは脳腫瘍や頭頸部だけでなく、ガンマナイフが適応できない肺、肝臓、前立腺などの治療にも用いられます。一般的には5cmくらいまでの腫瘍が比較的安全に線量を集中させて治療できるといわれています。
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