一般的なガンの治療

放射線

陽子線治療

照射法の開発も進んでいるガンの陽子線治療
2014年9月 一般向けセミナー(名古屋陽子線治療センター担当者)より
名古屋市立西部医療センターに附属する「名古屋陽子線治療センター」は、2013年2月より陽子線治療を開始しました。当初は前立腺ガンが対象でしたが、現在は現在は肝臓、肺、頭頸部、骨軟部の腫瘍の治療にあたっています。2014年8月までの治療症例数は以下のとおり。

前立腺:250
肝臓 :100
肺  : 84
その他: 50(頭頸部、骨軟部)
合計 :484

(*なお国内の他の医療機関では、食道、膀胱、膵臓、腎臓、小児、転移性のガンへ適応しているケースもある)


陽子線治療
セミナー会場に展示された名古屋陽子線治療センターの模型



従来の放射線治療(X線治療)との大きなちがいは正常組織への影響です。X線は身体表面に近いところで放射線が強く、身体内部に向かうにつれ弱くなるものの病巣部の背部も通過し身体を突き抜けます。一方、陽子線は身体のある深さにおいて放射線量がピークになり、それ以上先には到達しない特性を持っています。(ブラックピーク) このピークを病巣部に合わせることで放射線を腫瘍に集中することができ、正常組織への影響を低く抑えることができます。

加えて照射方法も進化しています。陽子線の治療は、加速器で陽子を光速の最大60%まで加速したものをビームとして使用します。陽子線ビームの幅は直径数ミリメートルで、これを腫瘍の大きさの幅まで拡大して照射します。(ブロードビーム法) しかし最新の照射方法であるスポットスキャニング法は、細いビームのまま腫瘍を塗りつぶすように照射します。スポットスキャニング法はブロードビーム法より、腫瘍の形状に集中して照射ができ、なおかつ正常組織への線量が低減できます。(ただし、スポットスキャニング法は呼吸などに伴い動きのある臓器には不向きといわれている)

陽子線治療は、臓器を温存できる、通院治療が可能、従来の放射線治療より体への負担が少ない、などのメリットがあります。課題としては、粘膜の薄い消化管(胃、大腸)など適応できないガン種がある、週5日(1回20分×2~8週間)治療、自費負担(300万弱)などがあります。


◆名古屋陽子線治療センターの公式サイトはこちら!

◆公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団のサイト
粒子線治療(粒子線=陽子線、重粒子線)

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