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北青山Dクリニック がん遺伝子治療センター 東京都渋谷区

ガン遺伝子治療「CDC6shRNA治療」のエキスパート!
ガン遺伝子治療「CDC6shRNA治療」は、未承認ながら標準治療適用外と診断された進行ガン患者の拠りどころの一つとなっています。2009年より、開発者と密に連携を取りながら臨床応用されてきた北青山Dクリニック がん遺伝子治療センター(阿保義久院長 東京都渋谷区)は、今日まで(2016年4月現在)100例におよぶ施術を経験しており、同治療のエキスパートです。進化を続けるCDC6shRNA治療について、阿保院長にお話を伺いました。


北青山Dクリニック がん遺伝子治療センター院長 阿保義久先生
阿保義久院長(右)と編集長



小澤
5年前、阿保先生のCDC6shRNA治療(遺伝子治療)についての講演を拝聴しました。先生はその後も、開発者のLuoFeng博士と密に連絡を取り合って臨床応用されているようですが、現在のCDC6shRNA治療の状況をお伺いできればと思います。

阿保先生
治療の基本的なメカニズムは変わっていません。ただ、薬剤はバージョンアップを重ね、現在は第5世代になっています。以前の製剤より、濃度、純度がアップしています。

*CDC6タンパク
細胞分裂を調整するタンパク。正常細胞ではその産生がコントロールされているが、ガン細胞では全ての細胞周期で必要以上に発生している。

*CDC6shRNA治療(遺伝子治療)
ガン細胞で過剰発生しているCDC6タンパクを、RNA干渉という最先端の遺伝子治療技術を用いて消去(ノックダウン)する治療法。ノックダウンできると、ガン細胞は分裂を停止し、老化およびアポトーシス(自然死)に移行する。


北青山Dクリニック がん遺伝子治療センター院長 阿保義久先生
阿保先生のカテーテル治療技術は、国内トップクラス。お忙しい施術の合い間に、お時間をつくってくださいました。



小澤
おそらく、CDC6shRNA治療を最も多く手がけてこられたのは阿保先生だと思いますが、臨床の手応えはどうなのですか?

阿保先生
この治療をされる患者さんは進行ガン、末期ガンの人が多いです。ガン基幹病院で治療法が尽きたり、緩和ケアを勧められたりしています。ところが、本人は社会生活を営んでいて、まだ治療に望みを持っていらっしゃる。

小澤
私も患者会のお手伝いをしていますが、「治療」ができなければ「緩和」という医療現場の狭間で、治療を諦めたくないという患者さんは少なくありません。

阿保先生
およそ100例の治療を集積してわかったのは、自覚的な評価ですが、患者さん自身が元気になられるのです。標準治療を末期ガンの患者さんに施すと、画像上では一時的に腫瘍の縮小が得られたとしても、患者さん自身が弱っていってしまうことが多い。ところが、この治療では不思議と、まず元気を取り戻される。

たとえば、スキルス胃ガンで腸閉塞に至った患者さんがCDC6shRNA治療の局所投与、腹腔内投与などで病変が安定し、食事が摂れるようになっています。

小澤

症例の資料を拝見しますと、スキルス胃ガンの治療例は多いですね。

阿保先生
70代の手術不能と診断されたスキルス胃ガンの人は、腸閉塞のため人工肛門を造設して凌いできました。ところが、病変部の進行(腫瘍の増大)で胃を圧迫し、食べられなくなってきたので当院に来られました。その方にCDC6shRNA治療を施したところ、食事ができるようになり、閉じていた生理的肛門(自分の肛門)からの排ガス、排便が復活。海外旅行に、何度も行けるようになりました。

別の60代女性は、卵巣ガンで全摘手術後、胃ガン転移が見つかりました。受診していた医療機関では、卵巣ガンの組織がスキルスだったので、胃もスキルスガンであろうと判断されていました。その診断に釈然としなかったご本人が、当院に相談に来られました。抗ガン剤治療と並行して、CDC6shRNA治療を4回受けられました。抗ガン剤では体調が悪くなるのに対し、CDC6shRNA治療後は安定する。その後、一旦抗ガン剤治療だけにするものの、1年後直腸に転移し尿路閉塞、ステント挿入、腸閉塞による排便障害になってしまいました。

最初に受けた感覚が良かったということで、当院に再来院。CDC6shRNA治療を通常より多い量で再開したところ、2ヶ月で排便状態が通常に改善し、腫瘍マーカーが全て正常値に回復しました。病変は存在しますし、病理的にはスキルスが認められるのですが、ガンは鎮静化あるいは縮小傾向にあると思われます。

小澤
スキルス以外には、どんなガン種への治療実績があるのでしょうか?

阿保先生
上咽頭ガン、乳ガン、肺ガン、前立腺ガン、胃肉腫、大腸ガン、悪性組織球症、甲状腺ガン、胸腺ガンなどです。

小澤
投与方法も、試行錯誤しながら工夫されているようですね。

阿保先生
やはり、製剤をできるだけ病巣部に送り込む投与方法のほうが、レスポンスを得られます。内視鏡、カテーテル、エコーガイド、腹腔内投与などを、病態に応じて使い分け、組み合わせしています。

小澤
CDC6shRNA治療の今後の課題について、どうお考えですか?

阿保先生
末期ガンでも臓器不全に陥ってなければ、体に負担をかけることなく、進行の抑制、生活の質(QOL)を維持したままでの延命が期待できる点は評価できます。

一方、保険適用ではないこと。CDC6発現状態をモニターすることで、治療精度をさらに上げること。これらが、今後の課題になると思います。

小澤
ご協力、ありがとうございました。



◆北青山Dクリニック がん遺伝子治療センターの公式サイトはこちら!

◆2011年「CDC6shRNA治療 講演会」の記事はこちら!



*2016年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトもしくはお電話でご確認ください。







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