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ガン対談

長谷部式健康会 長谷部茂人先生

自然療法の継承者 長谷部茂人先生。
「体と心の毒出し」について語っていただきました。

2008年11月 愛知県一宮市 長谷部式健康会本部にて

自然療法と呼ばれる健康法は、昔から無数に開発、実践され、それぞれに普及をしてきました。しかしながら、創設者一代限りで消滅したり、継承者が途絶えてしまったりと、必ずしも良いものながら世に残るわけではありません。35年に及ぶ歴史を持つ長谷部式健康会は、自然療法の中でもその歴史と真髄が脈々と引き継がれている数少ない健康法です。今日は、愛知県一宮市にある長谷部式健康会本部を訪ね、現代表でホリスティック医学協会常任理事でもある長谷部茂人先生にお話を伺いました。

長谷部式健康法代表 長谷部茂人先生
長谷部茂人先生(右)と編集長


◆現代人向きの体質分類を考案した長谷部式健康法◆

小澤
お忙しところありがとうございます。早速ですが、長谷部式健康会の生い立ちについてお聞かせ願えますか?

長谷部先生
創設者である父が40歳の時、母がガンになり治験的に抗ガン剤治療を受けました。結果は、最後気がふれたようにして亡くなった。父はそのことをきっかけに、「これではいかん!」と健康法の研究に没頭し始めたのです。

小澤
お父様は医療関係のお仕事でもなさっていたのですか?

長谷部先生
いえいえ、医学に関してはまったくの素人です。でも今思えば、ずぶの素人だったから良かったんじゃないかと思います。専門家はその道一筋の研究や臨床になりがちですが、父は既成の知識がなかっただけに、ありとあらゆる治療法・健康法を学びに出向き、これと思う療法に関しては弟子入りし学びました。関西や関東の食事療法、整体、マクロビオテック、粉ミルク療法・・・。

小澤
まさに、東奔西走ですね。様々な療法を学んだお父様が最終的にオリジナルの健康法をあみだしたということは、どこか既成のものでは満足できなかったのでしょうか?

長谷部先生
父はいろんな療法を学ぶうちに、療法によって治るタイプがちがうことに気づいたんです。治る治ると治療院に列ができるような療法でも、実際に治る率は世間の評判ほどではない。ところが、ある療法で治らなかった人の病気が、別の療法では治る。A療法でダメだったクライアントさん(注:医学的には「患者さん」ですが、治療院という性格上この記事内では「クライアントさん」と呼びます)が、B療法でよくなる。B療法で変化なかった方が、逆にA療法で回復する。

小澤
それは一般的に考えれば普通のように思いますよ。現代医学だってそうですから。同じ病気の人に同じ治療をしても、同じ結果がでるとは限らない。机の上の理論では、みんなよくなりそうな化学薬品だって効き目がちがう。

長谷部先生
そこで父は、療法自体を学ぶだけでなく、クライアントさん一人一人の体質を考えなければいけない。体質のちがいをベースにして適した療法を施せば、治る率が高くなるのではないか、と考えたのです。

小澤
クライアントさんの体質を考えるということでは、東洋医学にはそういう物差しを持っているものが多いですよね。中国医学(漢方医学)は、患者さんの(病気を起こしている)体質を「証(しょう)」と呼ぶ捉え方をします。正当な漢方薬は、病気や症状別に処方されるのではなく、そのクライアントさんの証ごとに処方します。

長谷部先生
はい、父も漢方を勉強しました。漢方の体系的な体質分類は大いに参考になったようです。ただ父は、数千年前の体質分類をそのまま現代人に当てはめていいのか?という疑問を抱きました。

小澤
なるほど。確かに、今の生活様式は当時の人からみれば想像を絶する世界。数千年遡らなくても、百年前と比べたって様変わりです。

長谷部先生
人体の基本はそう変わらないでしょうが、なにせ環境が大きく変化している。ですから、現代人の病気群に当てはまる体質の研究が必要だと、父は考えたのです。

小澤
戦後だけみても、食も住も激変です。

長谷部先生
さらに父が大阪で治療院を始めた時のビルのオーナーが、これまた病気のデパート状態。最初父は、症状ごとに手当をしていたのですが、あまりにも症状が多いので、えいやっとばかりに一つに絞って治療した。

小澤
そしたらまさか全部よくなっちゃった?

長谷部先生
そのまさかで、すっかりよくなった。だから父は、ますます個々の病気や部分だけでなく全身を診る必要性を痛感した。それが現在の長谷部式健康法が生まれた所以です。

◆3つの体質に分類◆

小澤
現代人向きの病気の引き金となる体質分類としては、著書(「万病に克つ 驚異の排毒健康法」長谷部茂人著 たま出版)にも詳しく書かれていますが、3つに分けてますね。

長谷部先生
《陽滞性(ようたいせい)体質》
《中滞性(ちゅうたいせい)体質》
《陰滞性(いんたいせい)体質》
です。

小澤
「陽」や「陰」という用語を使われているのは、東洋医学的要素があるようですね。それぞれの体質の特徴をカンタンに教えていただけますか?

長谷部先生
体質の話をし出したら、一日でも足りませんよ。(笑)

小澤
それじゃ対談記事でなく、本になっちゃいます。(笑) 本なら先生の著書を読んでもらったほうがいいでしょう?

長谷部先生
そう、私の本を読んでもらえなくなったら困る。(笑) ではまず先にお断りしておきますが、体質は固定でなくある程度流動性もあるとお考えください。また、ここでいう体質は生まれつきのものではありません。私は一部の例外(先天的な病気など)を除いて、基本的に生まれ持った体は健康になるようにできていると考えています。3つの体質は、あくまで病気になっている現状の体の状態を区分していると捉えてください。だからその不都合な体質を変えれば、人間がもともと持っている治癒力が発揮されるのです。『健康になる条件が整えば健康になれる』というのが持論です。

小澤
体質は変わらないと信じ込んでいる人が多いかもしれませんね。ほとんどの病気は生活習慣から起きていると考えていいわけですから、病気の体質を自分でつくっているわけですね。

長谷部先生
まず、陽滞性体質ですが、これは現代に多い病気を起こす体質の一番手です。動物性食品や陽性食品(体内に熱がこもる)の食べ過ぎで、体内に酸化毒素が増えています。これに運動不足やストレスが加わると、ガン、心臓病、脳卒中、糖尿病など典型的な現代生活習慣病に一直線です。

小澤
体の中が腐ったゴミだらけ。東洋医学で「陽」は熱に傾いているタイプのこと。しかもそれが体内にうっ積して溜まっているというイメージですね。生ゴミも暑い夏の方が腐りやすいですよね。

長谷部先生
次は、中滞性体質。このタイプの人は比較的筋肉が柔らかい人が多いです。冷えを訴えるものの、体内には部分的に熱がこもっています。したがって、冷えと熱が混在した体になる。上半身はのぼせて熱いけど、下半身は冷えるなどです。純粋な中滞性体質は少ないですが、陽滞性体質と合わさっているケースが多いようです。

小澤
3つ目が陰滞性体質。順番からすると冷え性の人のようですが?

長谷部先生
一言でいうと虚弱体質ですね。どちらかといえば、子供の時から元気がない、疲れやすく体がムリのきかないタイプ。ただ最近の傾向では、もともと元気はあったのに、労働環境や医薬品の副作用、治療のやり過ぎ、まちがった健康法などの結果、陰滞性体質に陥ってしまった人も少なくありません。

小澤
なるほど。よかれと思ってやったことが裏目に出てしまった。では、これらの3つの体質を改善するために、どんな方法を使うのですか?

◆排毒・食・温熱◆

長谷部先生
排毒、食、温熱が三本柱です。というか三位一体といったほうがいいですね。

小澤
デドックス(解毒)という言葉は、世間に浸透したといえるでしょうが、伝統的な自然療法の世界では排毒(毒だし)はポピュラーです。昔なら急性病の処置的に行われていたようですが。

長谷部先生
現代日本においては、多くの慢性病、生活習慣病を改善する第一歩が排毒になるといって過言ではないですね。満足に食べるものがなかった時代は、栄養補給がとても効果的な治療法だった。でも今はとにかくまず、体の中のお掃除と体を悪くするゴミとなるものを入れないことです。動物食や食品添加物、農薬などの化学物質が大量に体の中に入ってくる。量的にもエネルギー源となるカロリーはやたら多いのに対し、エネルギーを使うことは減っている。

小澤
体のエネルギー消費が少ないのは、先進国ほど顕著ですね。交通手段も便利、家事だって機械が大方やってくれます。
洗濯物を洗濯板でゴシゴシこするなんてこと、日本でやってたのか・・・なんてね。

長谷部先生
毒を排泄する力も弱っているように感じています。人体の排泄経路は、大便、小便、汗、呼気の4つです。便の量が少ない、呼吸が浅い、汗を十分かけないでは、ゴミが溜まるばかり。

小澤
長谷式健康法では、皮膚呼吸を重要視されますね。しっかり汗をかけないと、皮膚呼吸も悪くなるのですか?

長谷部先生
そう考えていいと思います。皮膚は感覚器でもありますから、精神的なことにも敏感です。現代の精神環境、生活環境から皮膚の排毒能力は総じて落ちているようです。したがって、皮膚呼吸がしっかりできず酸素不足になり、体表面が冷える。そうすると熱の性質の食べもの(陽性食品)を欲して食べ過ぎる・・・。

小澤
体の中はゴミでいっぱいなのに、排泄できない・・・まさに悪循環ですね。

長谷部先生
ですから、体に悪いものを入れないという食事の改善指導と、体質別に温熱療法をします。

小澤
体質が熱に傾いている陽滞性体質でも温熱療法をするのですか?

長谷部先生
体質によって温熱の仕方はちがいます。例えば使用する薬草も、ビワであったり生姜であったり・・・。陽滞性体質の人への温熱は体を温めることが目的ではありません。発汗させることで体内にこもった熱を皮膚から吐き出させ、適度に冷ましてあげるのです。

小澤
あの暑いインドでカレーを食べるようなものですね。カレーに入っている香辛料は発汗させて体を冷やす。知り合いのカレー専門店の人に聞いたら、夏の方が断然売上が多いらしいです。そういえば、カレーのテレビCMも冬はやらない。

長谷部先生
ですから、陰滞性体質の人に強い発汗作用のある温熱は禁物です。よけい虚弱になってしまう。ビワ葉温熱などは世間で人気がありますが、あれさえも向いている人と、向いていない人がいます。

小澤
同じ症状でも、個人個人体質によって温める方法さえちがってくるわけですね。そいうことはもしかしたら、同じ人でも体質が変化してきたら、健康法は変える必要があるのではないですか?

長谷部先生
その通りです。そこの見極めは重要です。誰にでも同じ療法をやるほうが、治療する側としては楽ですがね。そう楽はさせてもらえない。(笑) 

小澤
でも考えてみれば、そのほうが自然ですよね。

長谷部先生
ジョギングした後の1杯目の水はおいしいけど、4杯目5杯目になればもういらない、ってなるでしょ。スイカだって、冬には食べたくない。

小澤
ビールも夏と冬じゃおいしさが段違い。(笑)

◆治るためには『感性』がだいじ◆

長谷部先生
そういう意味でとても大切なのは『感性』です。体ってのは、その人なりの健康の成り方をちゃんと知っている。体にとっていいこと、悪いこと、知っているんです。その声を聴くことができる感性がだいじ。だから私の場合、クライアントさんの体を温熱療法で温めるだけでなく、クライアントさんに気持ちよくなってもらうことを重要視しています。体が気持ちよくなると心もほぐれてくる。

小澤
心も?

長谷部先生
重い病気のクライアントさんには、家族のこと、生活のこと、人間関係のことなど、不都合な状況がけっこうあります。病気の根っこの原因になっていたり、治癒力を妨げていたり・・・。だから、体に気持ちいいことすると、心がほぐれてそういうことに気づいたり、自分の中に押し込めている内なる声を聴くことができるようになったりするのです。アカの他人の私にポツリポツリ話をするようになる人も多い。

小澤
すると先生は、クライアントさんの「体と心の毒出し」してるようなもんですね。

長谷部先生
うまいこと言いますね。(笑) 心と体の感性が上がって、自分なりの健康の法則を見つけてほしいんです。そうして、その人の生命力がいっぱい発揮されればいいんですよ。そしたら、ついでに病気は治るんですよ。

小澤
気持ちよく生きてる人のことを、病人とは呼びませんからね。
長時間ご協力ありがとうございました。

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