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親身に相談にのってくれる医師・薬局・治療院

ガン対談

イーハトーヴ・クリニック院長 萩原優先生

ガン患者さんの心に目を向ける医療
2012年11月 横浜市のイーハトーヴ・クリニックにて
萩原優先生:広島大学医学部卒業後、東京女子医大を経て、聖マリアンナ医科大学消化器外科にて30年以上診療に携わる。病院在職中の経験から、心療内科や精神科とは異なるアプローチで患者さんの心のケアをしたいと定年退職後、横浜でイーハトーヴ・クリニックを2008年に開業。常に穏やかで落ち着いた物腰の萩原先生にお話を伺いました。

イーハトーヴ・クリニック 萩原優先生
クリニックの診察室にて 萩原優先生(左)と編集長



◆ガン患者さんの心に目を向けるようになった◆

小澤
今日はお出かけ前のお忙しいなか、お時間を割いて頂き恐縮です。宜しくお願い致します。

萩原先生
こちらこそ、わざわざお越しくださってありがとうございます。

小澤
消化器外科の第一線でガン診療をされてこられた萩原先生ですが、どのような理由で統合的な医療に取り組まれることになったのでしょう?

萩原先生
外科医として普通にガンの3大治療(手術、抗ガン剤による化学療法、放射線)を信じてやってきました。それで治る方もいれば治らない方もいる。ただ当時のガン医療の現場は分業制ではありませんでした。手術をした医師がずっと長いこと患者さんの主治医を務める。今は途中で抗ガン剤治療が必要になれば腫瘍専門医に引き継いだり、局面ごとに担当医が変わります。専門性という面ではいいことでしょうね。一方、昔は長期間一貫して患者さんと付き合うので信頼関係が生まれます。

小澤
たしかに外科の先生が多くの術後のガン患者さんを長年にわたって外来で診療していましたし、抗ガン剤治療も施していました。

萩原先生
そうなるとガンが進行して末期を迎えた患者さんも担当することになります。一般に外科病棟は治療のできない患者さんに為す術がない。痛みや不眠などに対症療法をするくらいなので、終末期の患者さんとしっかり向き合うのがつらいのです。

小澤
緩和病棟もなかった。

萩原先生
正直、半分白旗を上げる状態です。患者さんのほうもそのへんの事情は察知していて、医者に精神的なサポートを期待しても無駄なのはわかっているのですね。そういう仕事をしてきて自分が50歳を目の前にするようになると、自分と同じ年代の人が亡くなっていくことに身が詰まる思いをするようになりました。明日は我が身だ…と。

小澤
重い病気や死というのは、若い時には自分とかけ離れた遠い世界のことにように感じますよね。

萩原先生
我が身に置き換えて考えてみたのです。ガンで入院して同じような状況になったら、どう受け止め考えて過ごすのだろう? この生活に耐えられるだろうか?

小澤
患者の身になって想定してみられた?

萩原先生
ある人の言葉ですが、「入院するとは人格を失くすことである」…その人がどんな人生を送ってきたかに関係なく、病気を体の“部分”として扱う。私は人格を持って終末を迎える、ということに思いを巡らせました。ちょうどその頃、緩和医療という分野が注目されるようになってきました。私が勤務していた聖マリアンナ医科大学は早くから緩和医療に取り組んでいて、「死の臨床研究会」などにも積極的に参加、発表し、編集委員などもしていました。

小澤
聖マリアンナらしいですね。

萩原先生
そういう勉強をするうち、だんだん心のケアへの関心が高まり、さらに心理学や催眠療法を学びました。そして、私たちの心は「潜在意識」がとても大切なのだと認識しました。

小澤
海面より上に出ている氷山の一角が顕在意識なら、海面より下の大きな塊を潜在意識に喩えます。

萩原先生
退職後に開業するにあたって普通の保険診療の道もありましたが、そういうクリニックは世間にいっぱいあります。心を診るクリニックというのはほとんどない。心療内科や精神科もありますが薬による診療が主になっていて、私の考える心の診療と異にするものでした。

小澤
萩原先生が考えるガン患者さんの心への目の向け方は、今の心療内科や精神科で主とする手法とはちがっていた。

萩原先生
「ガン難民」という言葉がありますが、西洋医学から見放されて、かといってホスピスにはまだ行きたくない。そういう患者さんに対して何か心のサポートができないか。それとサイモントン療法というのがありますが、心へのアプローチで実際に治る患者さんがいる、という事実。心の大切さに関心が高まっていきました。

小澤
通常医療とホスピスの狭間で彷徨っているガン患者さんは少なくないですね。

萩原先生
西洋医学でうまくいかない患者さんに対し、当時はホスピスの緩和ケアと補完代替医療という2つの流れが台頭していました。私は退職後しばらく、非常勤でホスピスに勤めました。ホスピスはゆったり落ち着いていて、一人の患者さんと30分くらい対話ができるので、雰囲気やリズムは私に合っていました。しかし、ホスピスは治療しないのが大前提です。ところが現実に入院されている患者さんの半分以上は、「治りたい」「治る可能性のある治療を受けたい」という希望を持っていた。

小澤
希望の持てる治療があっても、ホスピスでは施しようがない。

萩原先生
喉につかえたような感じでもどかしかったですね。催眠療法などで潜在意識のなかにあるガンの原因や悩みに気づくお手伝いができればと思い、このクリニックを開業しました。


イーハトーヴ・クリニック 萩原優先生
クリニック内の本棚 心に目を向ける書籍が多いです



◆ガンは潜在意識が具現化したもの◆

小澤
患者さんの潜在意識にフォーカスしてこられたご経験から、ガンはどんな病気だとお考えですか?

萩原先生
一言で表すのは難しいですが、心の中が体に投影されてできるものだと思います。5歳くらいまでに形成された潜在意識の中の価値観…孤独感や生きる価値への否定的感情など…が影響している。それらと現実生活での様々なストレスが共鳴するように思います。

小澤
潜在意識に押し込められたものがガン発症と関わりがあるなら、それに気づくだけでもガンへの向き合い方が変わってくるということですか?

萩原先生
人体が持つ治癒力は想像以上の力を持っています。それを最大限発揮させるには、体と心の両方に目を向けるべきです。

小澤
ただ、現実の医療現場では「ガンは恐ろしいもの」「ガンは死に至る病」という前提に立って患者さんを診療しています。そこでは患者さんの心に「恐怖心」を植え付け、「治る:治らない」の二極化思考を強固にしてしまう傾向があり、それ自体が二次的に治癒力を阻害することにもなっていませんか?

萩原先生
ガン自体は良いものでも、悪いものでもないのですね。ガンは怖いものという社会通念、先入観念がありますが、本来ガンは中立なものです。本人がガンをどう捉えるかで、そのガンに初めて意味づけができるのです。

小澤
ガンには自分で解釈をつけていい、ということですか?

萩原先生
当院に来られる方には「ガンになって良かった」という人が大勢おられます。そうすると見方は全然違いますよね。ガンになって「大変なことになっちゃった!」というのと「ガンになって良かった」ですから。「治る:治らない」が最終目標ではないと思います。ガンは「どう生きるか?」「いのちとはどういうものか?」ということに気づくためのツールと考えていいでしょう。

小澤
「死の恐怖」「治る:治らない」に心が囚われると、人生の主導権をガンという病気に握られてしまったかのようになってしまいます。

萩原先生
“ガン患者”という人格で扱われてしまうのはオカシイと思います。私という全体が病人なのではない。私の体の一部にガンはある、しかし私は元気に生きている。ほんの少しのガン細胞があるだけで、それがその人の人生を凌駕してしまったら、幸せではないですよ。

小澤
たしかに正常細胞よりガン細胞のほうが多い人はいないでしょう。(笑)

萩原先生
それなのに、ガンと診断されたらその人全体がガンみたいな捉え方をされてしまう。(笑) そういう考え方が変わるべき時代に来ていると思います。いのちや魂の在り方も含めて。


◆萩原優先生の著書





◆イーハトーヴ・クリニック公式サイトはこちら!



【編集長感想】

萩原先生との対談は限られた時間の多くを心の部分に費やしましたが、西洋医学の必要性を否定しているわけではありません。また、肉体に作用する代替医療のメニューも豊富に用意されています。(免疫療法、714X、高濃度ビタミンC、ウクライン、温熱療法など) そして、西洋医学から補完代替医療まで幅広くセカンドオピニオンの相談を受けておられます。

最も印象的だったのは、「私が、いまここに穏やかに存在することです。それは医者でなくてもいい。小澤さんでもいいのです。その穏やかな“存在”と接することで患者さんが安心してくれればいい」

クリニックのスタッフさんが、こっそり教えてくださいました。萩原先生は、患者さんのご家族の心の傷を少なくすることにも腐心されている。患者さんが通う病院の主治医との接し方など、細かなところまで相談に応じられているそうです。




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