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親身に相談にのってくれる医師・薬局・治療院

ガン対談

そら鍼灸食養治療院 鍼灸師 辻野将之先生

「食物」=「人が自然から摂取して体をつくり機能させるすべてのもの」
2010年4月 名古屋駅新幹線口 名鉄ニューグランドホテルのカフェにて

鍼灸師で食事療法士の辻野将之先生は、ガンや難病を東洋医学に基づく鍼灸と食養生で診る大御所 菅野(すがの)賢一医学博士のお弟子さんです。多くの食事療法が“何を食べて何を食べないか”に重きを置くなか、菅野式は心と食生活、さらに生活のリズム(太陽の浴び方とか・・・)、空気や水といういわば「暮らしの養生」をトータルに実践します。

弱冠32歳ながら、そのノウハウを受け継いだ辻野先生は、東京で往診専門の鍼灸治療と食事指導を行っています。往診専門にしている理由は、「生活の改善は生活の場で」という理念です。日々の暮らしの中で実践し習慣化することで、養生は活きるのです。

辻野先生にお話を訊いてきました。

そら鍼灸食養治療院 辻野将之
辻野将之先生(右)と編集長


■菅野先生との出会い■

小澤
ちょうど名古屋にご出張の機会に便乗させていただき恐縮です。今日はどちらまで?

辻野先生
ある企業の陸上部に呼ばれまして。

小澤
辻野先生は陸上のコーチもされるんですか?

辻野先生
いえいえ、日常生活の送り方がいかにアスリートとしてのパフォーマンス向上に結びつくかというテーマで二日間ワークショップをやってきました。

小澤
それはお疲れ様でした。では早速ですが、どんな理由からこの世界に入られたのですか?

辻野先生
まさしく今日のテーマのガンがきっかけなんです。私は奈良の出身ですが、実家の祖母の踊りのお仲間に菅野先生のお知り合いがいらっしゃるんです。そこのお嬢さんが若くして乳ガンを患い、主治医は乳房を広範囲に切除する治療方針を提示されました。お嬢さんはちょうど結婚が決まったときに乳ガンが見つかったものですから、泣く泣く縁談をご破算にし治療に専念することになりました。

小澤
それは可哀そうなことでしたね。

辻野先生
まったく悲劇です。ところがお知り合いの方は看護師さんで西洋医学の最前線に身を置いておられ、現代医学のガン治療の限界もわかっている。そこで仙台で東洋医学的療法をやっている菅野先生のところに預けることにした。

小澤
現代医学の治療ではなく、鍼灸と食事によってガンを治すことを選択した?

辻野先生
ええ、お知り合いの方は東洋医学についてはあまりご存じなく半信半疑だったようですが、他に手術を回避する方法はなかったのでしょうね。そして、3ヶ月仙台で治療を受けたお嬢さんはどうなったかというと、ガンが治ってしまった。これはちゃんと病院で現代医学の検査で確認されています。

小澤
完治ですか?

辻野先生
完治です。その頃若かった僕は、ガンという病気は治らないものだと思い込んでいたので、その話を聞いてガツンと頭を殴られたようでした。まさに固定観念が覆った。ちょうど高校卒業後の進路で悩んでいた私は、早速菅野先生のもとを訪ねました。菅野先生のお話を伺い、西洋医学とは異なる可能性を持った東洋医学を伝える仕事に携わりたいと強く思い、即座に入門をお願いし弟子入りしたのです。

小澤
これこそ天職と、ピンっ!と、きちゃったのですね。(笑)

辻野先生
ええ、ピンっ!と、きちゃいました。(笑)


■ガンを東洋医学的にみると?■

小澤
菅野先生のお弟子さんになられてもう14年になられるようですが、東洋医学では西洋医学とはまた異なったガンの捉え方をしていると思いますが?

辻野先生
私の師匠が言うには、細胞は血液が形を変えたものだ、その血液をつくるのは食物。【食物→血液→細胞】という構図です。したがって、ガンという正常な状態からかけ離れた細胞ができるのは、その前段階である血液が異常になっている、さらに血液の原料となる食物が問題の根源になると考えます。

小澤
ガンというと、突然変異した恐ろしいエイリアンという印象を持ちますが・・・。

辻野先生
映画ではエイリアンはだいたい悪者ですよね。とくにアメリカ映画は「悪い敵」がいないとウケナイのですから。(笑)
でも、ガン細胞を悪者にすることはないですよ。

小澤
でもみんなに嫌われてる。(笑)

辻野先生
先ほども言いましたように、ガンは劣悪な血液から生じた細胞です。ということは、ガン自体が悪いのではなく、血液、ひいてはその素となる食物が悪い。しかし人間はたいした生き物です。そんな悪条件でもなんとか生き延びようとする。その際、最も生きやすいのがガン細胞という形態なのです。

小澤
ということは、ガンは悪条件下での生存反応ですか?

辻野先生
そうです。だからガンはいい奴なんです。ガン細胞ができる、いや、つくれるということは、生命力がある証拠です。

小澤
「免疫革命」の安保徹先生も同じようなことを言ってますね。長時間労働や睡眠不足、持続したストレスなどで交感神経緊張状態が続き、血流悪化、組織破壊、そして低酸素、低体温、高カロリーといった体内環境のもとやむを得ず生じたのがガン。ガンはある意味、つらい過酷な体内環境でも生存するための細胞の変化だと。

辻野先生
私は科学者ではないので生物学的考察はわかりませんが、安保先生の説は理解できます。西洋医学的でも東洋医学的でも突き詰めて見ると、ガンの本質は同じようですね。


■「食物」とは体内環境をつくり血液の素となるすべてのもの■

小澤
世には様々な食事療法がありますが、辻野先生は何を基本にしているのですか?

辻野先生
玄米菜食、マクロビオティック、ゲルソン、○○式・・・と、ゆるいのからきびしいのまで、いろいろな食養生があります。これらを一概に比較して、優劣を決めることは無理です。

小澤
はあ、じゃなにかオリジナルの食物摂取法がおありですか?

辻野先生
実は師匠の菅野先生のスゴイところは、「食物」=「人が自然から摂取して体をつくり機能させるすべてのもの」と考え、さらにそれらに優先順位をつけたことなんです。

小澤
はっ???

辻野先生
わかりにくいですよね。(笑) つまり、食事としての食べものだけでなく、太陽、空気、水。これらが人体をつくっていくから大切にしなくてはいけない。順番としては、【太陽→空気→水→食べ物】です。食べ物は最後なんですよ。

小澤
具体的にはどういいうことですか?

辻野先生
太陽の光を浴びる、新鮮な空気をしっかり吸い込む、良質の水を飲む。一日の時間帯によって人体の機能は変化します。その自然のリズムと、個人のリズム(体質差、病態差)などを考慮して、どのように「食物」を取り入れるかが健康をつくると考えます。

小澤
人という生き物にとってなるべく自然な生活のリズムと質にしようということですか?

辻野先生
そう考えてもらっていいでしょう。そこに私は「心」を加え、【心】→【太陽】→【空気】→【水】→【食べ物】にしています。
つまりまず一番だいじな養生は【心】の持ち方です。

小澤
それこそ東洋医学には「病は気から」という金言があります。

辻野先生
漢方的にいう「気の流れ」がスムーズであることは、病気を治すにも、予防するにも必要な条件になります。ストレス、過度の持続した緊張、不安、恐怖、心配、否定的な思い・・・などが心を占めていれば、どんなに良いとされる養生法や治療を行ってもあまり効果は望めないでしょう。

ものごとを前向きにとらえ感謝し、いま生きる喜びを感じながら、朝日を浴びながら歩く、深い呼吸法をする、ミネラル豊富な水を飲む、自分に合った食事をする。すると体内環境や血液が良くなって、細胞、内臓、組織が本来在るべき状態になり機能する。

小澤
日常の中で、そういったものをトータルにチェックし改善していく?

辻野先生
そうです。それが私のご提案する健康法です。それによってきれいな血液ができれば、本来の正常な細胞に蘇ります。細胞が正常に働けば、病態改善の土台ができます。

小澤
漢方では病因(病気の原因)を、自然や生活との関わりで考えますよね。「七情」は「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」という生理的な情緒ですが、過度に持続すれば病を起こすと考える。「六淫」は「風・寒・暑・湿・燥・火(熱)」という自然現象の過ぎたる悪い面が人体を脅かすと考えます。他にも「飲食不節」「過労」「睡眠不足」などを病気の真の原因と考えますね。

辻野先生
そのような東洋医学的な病態や健康度を測る「物差し」をアレンジしてできた【心】→【太陽】→【空気】→【水】→【食べ物】というフィルターを通して、その人の生活を照合していきます。病院での検査は「病気を測る物差し」としては優れていますが、「健康度を測る物差し」ではありません。私は、健康で在るべき状態からいかに「ズレ」ているか?という視点からアプローチすることをお伝えし、改善のお手伝いができればという思いで活動しています。

小澤
これからもご活躍期待しています。今日はどうもありがとうございました。


【編集長感想】
辻野将之先生はお若いですが、ご自身が提唱する養生法にはブレがなく、野武士のような落ち着きがあります。「食育」流行りの昨今、何を食べるかよりも心の持ち方と暮らしぶりを優先させ、「食物とは体に取り入れる自然の恵みすべて」という考えには感服しました。東京でそら鍼灸食養治療院を開業されるかたわら、軽井沢では宿泊型の健康プログラム「森林養生」を開講しています。


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