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親身に相談にのってくれる医師・薬局・治療院

ガン対談

響きの杜クリニック院長 西谷雅史先生

こころとからだ、こころとこころ、からだと環境の響きあいを願う医療の杜です
2013年8月 札幌市中央区のクリニックにて
1階は通常診療のクリニック。「ひびきの杜 ポポロ」という名のついた2階のスペースでは、各種セラピー、セッション、イベントなどが催されます。週4日は西野流呼吸法、中国気功、ヨガの教室が開かれ、嵐の湯という温熱ルームも併設されています。一般住宅専門の建築士さんに依頼して建てたクリニック。とても家庭的で一歩中に入ると体も気持ちもほぐれます。

札幌市 響きの杜クリニック  西谷雅史院長
札幌 円山公園近くの響きの杜クリニック

札幌市 響きの杜クリニック  西谷雅史院長
通常の保険診療(婦人科)をしている1階の待合室

札幌市 響きの杜クリニック  西谷雅史院長
2階ポポロの窓辺はゆったりくつろげるカフェのよう




◆統合医療でも自分の専門分野を極めるべし!◆

小澤
西谷先生が統合医療の道に入られた理由からお聞かせ願えますか?

西谷先生
小さい時から医者になることは決めていたのです。小学校の文集にも「野口英世になる!」と書いたほどです。(笑)

小澤
ご実家はお医者さんの家系ですか?

西谷先生
いえ、親は公務員でした。だから私立の医大は経済的に厳しかったので、何としても国立大学医学部を目指さなければなりませんでした。どうにか一浪して入学できました。(笑)

小澤
医者を志すには、何か使命感をお持ちだったのですか?

西谷先生
はじめから自分の目指す“理想の医療”の形がビジョンになってありました。早く医療に関わりたくて大学に入ってすぐに、「スモン研究会」というサークルに入会しました。

(*スモン=キノホルムの薬害であるスモン病。薬害スモンとは、整腸剤キノホルムを服用することによって神経障害患者が多数発生した事件のことをいう)

小澤
どんな活動をしている研究会だったのですか?

西谷先生
スモン病の患者さんたちを支援しようという会でした。スモン病はキノホルムという当時はありふれた整腸剤による薬害です。ずさんな薬事行政により危険な薬が認可されている状況を将来医者になるものとして何とかしたいというのが支援の動機です。

小澤
医学生として薬害を被った人たちの救済活動をされたのですか。

西谷先生
当時は、キノホルムによる薬害と知らずに下半身の麻痺としびれや失明で苦しんでいる患者さんが沢山いました。スモン病と認定されて医療が受けられるように体の不自由な患者会の方と連れだって北海道をくまなく巡り患者さんの発掘をしました。二度とこのような悲惨な薬害は繰り返してほしくないと、どの患者さんも云われていたのが心に響きました。その後は患者会と一緒に薬事法の改正と薬害被害者救済制度の制定を厚生省に求める運動を続けました。その甲斐あって現在は薬の副作用で被害を受けた方は救済を受けられるようになりました。大学に行かず、そんなことばっかりやっていました。(笑)

小澤
一般的な医学生の生活ではありませんでしたね。(笑)

西谷先生
通常の医学教育で解剖や生化学などの基礎から学んでいくと、どうしても患者さんを一人の人間としてよりも医学の対象として捉えがちです。

小澤
そういうものですか?!

西谷先生
その医学教育に染まる前に、患者さんと一緒に行動ができたのが、私にとっては大きな財産となりました。しかし医者になった当初は先輩医師に、「絶対に、心を動かしてはダメだ」と言われました。

小澤
患者さんに感情を移入するな、ということですか?

西谷先生
そうです。情が入ると科学的な根拠に基づく判断に支障をきたすということでした。だから医者に成りたての頃は冷静な医者でしたよ。(笑) その時は延命至上主義というか、一刻でも長く患者さんの命を延ばしてあげることが医者の仕事だと思っていましたからね。その理由は、近い将来に特効薬が開発されるかもしれない。だから、生かし続けることが重要だと考えていたのです。死んだら終わり、死は医療の敗北という考えですね。大学病院などは、まだそういう医療観で臨床現場が成立しているようです。

小澤
ただ、一人の人生に関わる医療となると、延命至上主義に基づいた医療だけでは救われない部分があると思います。

西谷先生
僕は、延命よりも命を終えるときの思いを大切にした医療を目指しています。どんな素晴らしい人生を送ってきた人間でも、最期に悲惨な目に遭って不幸を感じながら人生を終えるのは忍びないじゃないですか。逆にどんな不幸な人生を送ってきても、死を迎えたときに幸福であればいい人生だったと思えるじゃないですか。終わりよければすべて良しです。

そのために、現代医学と代替医療を組み合わせてできることは何でもするのが統合医療だと思います。ですから統合医療を実践するには双方に精通していなければならないと考えています。

札幌市 響きの杜クリニック  西谷雅史院長
西谷雅史院長(左)と編集長



◆目に見えない生命のエネルギーを体感すると治癒観が変わる◆

西谷先生
医者になる前からこんな確信を持っていました。「血液取って調べて病名決めて薬だしたらみんな治るほど人間は単純なものではない!」 一人ひとり個性があって、豊かで複雑な存在じゃないですか。そんな機械のような訳にいくわけない、という思いはありましたね。

小澤
人間は唯物論だけでは語れない。

西谷先生
婦人科を担当していると、現代医学では対応がむずかしい病状を扱う機会があります。たとえば更年期障害。これはいろいろな要素が絡み合って出てくる。心と体のバランスで自律神経が失調して動悸やめまいがしたり、火照ったり、汗が出たりする。更年期は卵巣機能が一気に低下するので自律神経に影響が出やすいのですが、更年期以外の年代の女性の調査でも、同じような症状が見られました。それはやはりストレスによって起きている。

小澤

ストレスがあるのは何も更年期だけではない。どの年代の女性だってストレスはある。

西谷先生
そうすると症状ごとに薬だすだけでは間に合わない。治らないのですよ。そこで五臓六腑のバランスを整える漢方医学を使ったりしました。

小澤
漢方医学の使い手になられた。

西谷先生
漢方を学ぶと必然、「気」の世界に入っていきますよね。

小澤
入らざるを得ない。(笑)

西谷先生

漢方薬→気→気功→先ほど体験してもらった西野流に至ったわけです。(笑)

小澤
元々、西野流は武道ですよね?

西谷先生
合気道から派生した武道を気功健康法にアレンジしたものといってよいでしょう。短期間で気の存在を実感でき、簡単に気を巡らすことができる気功法なのです。総合病院に勤務している時に院内で気功教室を始めたのですが、当時は私自身が目の回るような忙しさで死にそうに疲れちゃう。ところが気功やるとみるみる元気になって教室が終わると爽快になった。(笑)

小澤
西谷先生自身にとってもすごく良い健康法だった。(笑)

西谷先生
参加者から、「先生、私たちのためにそんなに気をバンバン出して大丈夫ですか?」と心配されたけど、実は自分の気を出すとどんどん元気になるので院内の会議をすっぽかしてもやっていた。(笑)

小澤
気功は患者さんにとって適した健康法、ということで教室を開かれたのですか?

西谷先生
健康づくりの目的もありますが、気を体感することで目に見えないものがあることを確信することができる。目に見えないものの存在に気づくと、唯物論の科学がいかに狭い範疇のものなのかがわかる。

小澤
病気にだけ目を向ける視点から、目に見えない生命のエネルギーへ視点を移行しやすくなる。

西谷先生
そうすると、治療観も変わってくる。今の西洋医学は、症状は悪いものだから抑えるべきだという前提に立って対症療法を施す。しかし、体は治ろうとしているのだから、発現している症状に沿った手当てをして治癒を促進させるアプローチもある。「治る」とはどういうことかを意識するようになる。

小澤
ガンの患者さんにも気功を教えられたのですか?

西谷先生

ガンの患者さんに頼まれたのですよ。教えてほしいと・・・それで空いている会議室を使って教えました。そうしたら翌日その患者さんが、「先生、昨日睡眠薬飲まずにぐっすり寝れたんです!こんなこと初めてですッ!」ってすごく喜んでくれた。これがきっかけで少人数の気功教室をスタートしたのです。今ではその生徒さん達が立派な指導者になっています。

札幌市 響きの杜クリニック  西谷雅史院長
西野流呼吸法をベースにした気功の他、パッチフラワー、ヨーガ・セラピー、ホメオパシー、マクロビオティック・メンタルセッション、トラウマセラピー、メディカル・アロマトリートメント、温熱など様々なセラピーや講座が用意されています。



◆自分が脳出血を起こして開業を決意!◆

小澤
こちらのクリニックは開業されてどのくらい経つのですか?

西谷先生
7年です。でも開業する気はなかったのですよ。

小澤
どうしてですか?

西谷先生
医療をやるにはそれなりの設備が必要なことと、開業は金儲け主義と思っていたからです。

小澤
でも開業をされた?!

西谷先生
私自身が脳出血を経験したのですよ。それに気づかず、酒を飲んだり風呂に入ったりいろいろと無茶をしてあの世に逝ってもおかしくなかったのですが、不思議なことに大事に至らなかった。これは生かされたな、と思いました。「こんなことしていられない! 自分が理想として描いている医療をやらなければ!」でも開業してみて初めて開業医の大変さがわかりました。(笑)

小澤
最後に先生の医療観をお聞かせ下さい。

西谷先生
ちょっと哲学的な話になりますが、産婦人科をやっていると日常的に生と死にリアルに関わるわけですよ。

小澤
確かに。生命の誕生にも終焉にも立ち会いますね。

西谷先生
「出産は一つの命の誕生であるが、同時に死でもある」

小澤
えっ?

西谷先生
子宮の中という世界から外に出ることは、子宮側から見れば死じゃないかと思うのですよ。死は今の世界から卒業すること。いろんなことを学んで次の世界に行く。行く人にとっては喜び。去られる側は寂しいけど。だから本来、死は祝福されるべきもの。

小澤
黒澤明監督 「夢」の最後の作品が同じようなテーマですよね。笠智衆さんの台詞に「本来、葬式はめでたい。良く生きて、良く働いて、ご苦労さんと言われて死ぬのはめでたいことだ」というのがあります。

*「水車のある村」
旅先で、静かな川が流れる水車の村に着く。壊れた水車を直している老人に出会い、この村人たちが近代技術を拒み自然を大切にしていると説かれ、興味を惹かれる。老人の初恋の人であった老婆の葬式が行われた。村人は嘆き悲しむ代わりに、良い人生を最後まで送ったことを喜び祝い行進するのであった。


西谷先生
今更ですが、今日の取材はガンがテーマでしたね。ほとんど治療の話はしてないね。(笑) でもね、ガンは病気の原因ではなくて、結果なのですよ。ですからにガンだけに意識が向いてしまうとうまくいかない。ガンになったことでガンを作った本当の原因に気づき、意識を根本から改めることが本当のガンの治療なのです。その気づきのお手伝いをするのが、僕の医療観なのです。


◆響きの杜クリニックの公式サイトはこちら!



【編集長感想】

西谷先生が志しているのは「ホロトロピック医療」。「ホロトロピック」とは、ギリシャ語の「holos(全体)」と「trepein(向かって進む)」を合成して、「全体性に向かう」という意味だそうです。魂に響く医療、と言ってもいいかな。現在、響きの杜クリニックは女性専科で、男性のガン患者さんは診れません。

でも西谷先生はもっと大きな構想をお持ちです。各科のドクター、専門家を結集した統合医療センターをつくる計画を温めていらっしゃる。西洋医療・代替医療 入院施設・・・看取りまで。患者さんにとって安心できる医療の場があると、患者さんは治ることに、そして自分の人生を生き切ることに悲観せず挑めるからです。



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