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ガン対談

内藤メディカルクリニック院長 内藤康弘先生(再訪)

患者さんが受けやすい「新樹状細胞ワクチン治療」を開発!
2014年7月 愛知県名古屋市中区 内藤メディカルクリニックにて
免疫細胞療法の第一人者 内藤康弘先生(2008年の対談記事はこちら)は、これまですでに7500例を超える臨床実績をお持ちです。20年近く、活性NK細胞療法での治療を主としてこられました。一方で、この数年医大や研究機関で開発が進む樹状細胞ワクチン治療に関しては下記の理由で導入を見送っていました。

①樹状細胞の培養の精度
②ガン抗原WT1が適合しないタイプがある
③患者さんに負担の大きいアフェレーシス(成分採血)の必要がある

いわばこだわりをもって活性NK細胞療法に取り組んでこられた内藤先生ですが、「WT1ペプチベータ」(ドイツ ミルテニーバイオテク社開発)と出会い『新樹状細胞ワクチン治療』をスタートされました。(2014年4月より)


内藤メディカルクリニック 新樹状細胞ワクチン治療
ガン免疫細胞療法の老舗といえる内藤メディカルクリニック



◆ついに患者さんが受けやすい「新樹状細胞ワクチン治療」が開発できた!◆

小澤
こんにちは。ご無沙汰しています。

内藤先生
元気そうですね。

小澤
お陰さまでありがとうございます。さて、いわゆる活性NK細胞療法の専門クリニックである内藤先生のクリニックで樹状細胞ワクチン治療を始められたと伺い、お訪ねしたしだいです。

内藤先生
別に樹状細胞を嫌っていたわけではないですよ。(笑) 私たちは研究機関ではないですからね。臨床の最前線として、これなら患者さんが受けやすい樹状細胞ワクチン治療だと判断できたのです。

小澤
しかし失礼ながら、樹状細胞治療はすでに先行して施術されている医療機関が少なくありません。

内藤先生
ですから、従来の樹状細胞治療とのちがいを是非聞いていただきたい。(笑)

小澤
樹状細胞はガンの特徴(ガン特有の目印=ガン抗原)を、ガンを攻撃する仲間の免疫細胞に教える役目をする細胞ですよね? そして樹状細胞の培養は難しいと聞いています。

内藤先生
免疫細胞を培養すること自体の技術は確立されていますが、患者さんからの採血に手間がかかるのです。

小澤
といいますと?

内藤先生
樹状細胞の元となる単球という細胞を血液から分離するために、アフェレーシス(成分採血)を行わなければなりませんでした。アフェレーシスは通常2~3時間ほどかかり、患者さんの身体に負担の大きいものでした。

小澤
ガンが進行していて、体力が落ちている方などはしんどいですね。

内藤先生
そうなのです。このアフェレーシスがネックになっていました。加えてもう一つ問題がありました。

小澤
どんな問題ですか?

内藤先生
ガンの目印として用いる人工抗原「WT1ペプチド」の適合性です。WT1ペプチドはさまざまな種類のガン細胞や白血病細胞などに多く存在し、ガン発生に関与しているタンパク質です。白血病およびほとんどの固形ガンで高発現するガン抗原であることがわかっています。これまで開発されたWT1ペプチドは配列の一部を使って作られているため、HLAタイプ(血液中の白血球の型)と適合する場合のみキラーT細胞を誘導します。従って、患者さんの白血球の型を調べるHLA検査が必要でした。検査して適合しない患者さんは、治療を受けることができなかったのです。

小澤
つまり、アフェレーシスという患者さんにとって負担の大きい採血と樹状細胞に認識させる抗原「WT1ペプチド」がすべての患者さんに適合しないという2つの壁が、臨床には不利であった。

内藤先生
そういうことです。

小澤
この不利な2つの問題が解決できたのですね?

内藤先生
ドイツのミルテニーバイオテク社が開発した「WT1ペプチベータ」というWT1ペプチドは、配列が異なる複数のペプチドの混合物であり、WT1タンパク質の全配列をカバーしています。したがってHLAの全タイプに適応しているのです。

小澤
WT1ペプチドは世の中に1種類だけではないのですね?

内藤先生
数種類は開発されています。その中でもWT1ペプチベータは最新のものです。しかしだからといって当院の培養技術(内藤メディカルクリニックではクリニックと同じビルに、13人のスタッフを擁する培養施設「免疫細胞研究センター」を併設している)とマッチするかどうかわかりません。そこで主任研究員を現地ドイツに派遣し、担当者と検討したうえで導入が決まったのです。

小澤
内藤メディカルクリニックの培養技術をもってすれば、アフェレーシスせずに少量の採血(約60cc)でも可能という結論に至ったのですね。

内藤先生
従来の樹状細胞治療の不利な点を改善した『新樹状細胞ワクチン治療』として、晴れて患者さんに治療が可能になりました。

内藤メディカルクリニック 新樹状細胞ワクチン治療
内藤康弘院長(中)と神戸正臣 博士(左) 神戸博士はクリニックに併設されている免疫細胞研究センター主任研究員で、ドイツのミルテニーバイオテク社を訪れ
「WT1ペプチベータ」導入の陣頭指揮をとられた。



◆ガン克服の主役は患者さん◆

小澤
さて、新たな療法が治療メニューに加わったわけですが、それによって何か変わったことはございますか?

内藤先生
たしかに強力な手だては増えましたが、「ガン克服の主役は治療法ではなく患者さん」という基本スタンスは何も変わっていません。

小澤
内藤先生の著書に、「当院の治療における原点」という項があります。
1.患者は自らが治療の中心となり治療者はそれをサポートする。
2.病気を治すのはあくまでも患者自身であり、強い精神力と、強い希望を持ってライフスタイルを改善し、患者自身が「自らを治す」気持ちを治療に取り入れる。
3.自然の大切さを基本とする。食生活や生活環境において人工的な加工の度合いが高くなればなるほど、それがストレスとなって免疫の低下を招く。
4.病気をマイナス状態として悲観的にとらえるのではなく、それを不健康な状態から軌道修正し、より良い自分のあり方を目指す。

内藤先生
免疫療法をやろうと思ったら、患者さんは免疫が上がる精神状態になっていかないと意味がない。だから、治療法よりも患者さんの生き方が重要なのです。NK細胞であれ、樹状細胞であれ、T細胞であれ、それらの治療法が主役ではない。患者さんが主役にならなくちゃいけない。患者さんがそういう気持ちになる信頼関係を築き、手助けをすることが医師の最大の仕事なのです。

小澤
ただ機械的に免疫細胞を活性化するだけではダメだと。

内藤先生
私のクリニックで出ている成果は、私や治療法が出しているのではありません。患者さん自身が出された成果です。免疫細胞を培養して活性化することで間違いなくガンに対する免疫力は高まります。だがそれを最大限活用できるような生き方が伴わなくてはならない。いかに患者さんのモチベーションを上げるか。治療法に依存するのではなく、患者さん自身が主役になる覚悟を持ってもらうことが大切なのです。

小澤
患者さんが選手で医師はコーチということですね。

内藤先生
その通りです。私たちは患者さんに金メダルをとらせてあげたい。そのサポートを精一杯するだけです。

小澤
今日はお忙しいところ、ありがとうございました。



◆内藤康弘先生の新刊(2015年8月)
『がんに克つ 医師ではなく患者が主役のがん治療』



内藤メディカルクリニック
上の画像は内藤メディカルクリニックの看護師のみなさん。(クリニックよりご提供頂きました) 感心するのは開業当時から増えはすれ入れ替わりがない。看護師さんが長期間勤務されるのはよいクリニックの目安ですね。

看護師さんからもコメント頂きました。(↓)
「がんと闘っていらっしゃる患者様を迎えるに当たり、家族のように迎え入れ、患者様の心の悩みを少しでも和らげるように、悩みを伺い、がん克服のために少しでも勇気づけになればと思い看護師一同サポートしております」

 

【編集長感想】

内藤先生の視線はガンにではなく、ガン患者さんの心に向けられています。患者さんとの対話にじっくり時間をかけられるのも頷けます。医学の専門用語は少なく、患者さんがわかりやすい喩えなどを用いてお話される。私の知人がクリニックを訪れた際も(知人は看護師でご実家は開業医さん)、お話しただけで希望が持て気持ちが明るくなったと感激して帰ってきました。

内藤先生のこのような姿勢がクリニックのスタッフ全員に浸透しているのも素晴らしいところです。(いつ訪問しても感じます)


◆内藤メディカルクリニックの公式サイトはこちら!

◆内藤先生とのガン対談記事(2008年5月)はこちら!

◆内藤メディカルクリニックの記事はこちら!









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