
酵素のはなし・・・その2
私たちの体の中の酵素は2種類あります(植物発酵酵素のページでも記しましたが)。
●消化酵素
→食べ物の分解・消化に作用する。
●代謝酵素
→消化した栄養素を吸収し血液で全身の細胞に運ぶ。体をつくる、病気を治す(自己修復・治癒)、筋肉を動かす、思考など頭を使う、といった基本的な生命の営みに作用する。
これら2種類の酵素は、同じ「潜在酵素」から作られます。潜在酵素は体内にもともと備わっている酵素の原材料で、年齢とともに少なくなります。以前は、タンパク質を摂れば酵素は無限に作られると考えられていました。しかし、エドワード・ハウエル博士の研究で、個人差はあるものの、一生に作られる酵素の量は限られていることがわかりました。
自己の自然治癒力を高めるためには、代謝酵素が必要です。ところが消化酵素をたくさん使う状態になると、元の供給源(潜在酵素)はいっしょですから、あおりをくって代謝酵素がつくられなくなるわけです。
つまり消化酵素を節約することが、元気で寿命をまっとうする鍵になります。消化酵素を節約することによって、しっかり代謝酵素を作れるからです。消化酵素の浪費する最大の原因は食生活です。
《酵素をムダ使いする食べ方》
▲食べ過ぎ(高カロリー、高タンパク、高脂肪)
▲加工食品、インスタント食品、スナック菓子
▲アルコール(飲酒)
▲精製した食品(白米、小麦、白砂糖、食塩)
▲残留農薬が多い食材
▲加熱処理したもの
▲生の種(酵素抑制物質が含まれる)
《酵素のムダ使いを防ぐ食べ方》
◎小食にする
◎低カロリー食にする
◎自然のものを生で食べる
◎発酵食品を利用する
(参考図書 「酵素パワーで体質が変わる!病気が治る!」 主婦の友社)
ガンを患った場合、あなたの体は手をこまねいて傍観してるわけではありません。免疫細胞や酵素で必死に防戦しています。そんなとき、肉や脂っこいものなど酵素を乱費する食事を入れたら、足を引っ張るだけです。手術、抗ガン剤(化学薬品)、放射線といった治療も酵素がたくさん使われてしまいます。でもだいたいガンになったら、最初は病院の3大療法を受けますよね。だから、なおさら日常の中で酵素をだいじにしなければなりません。
玄米菜食を実践しているガン患者さんも多いでしょうが、この酵素理論からも理にかなっています。
思い浮かべてください。動物が具合が悪くなったときどうしますか? 彼らは薬は持っていません。自分の治癒力しか治す方法を持っていません。あまり食べずに動かずじっとしています。それが治癒力を最大に発揮することを、彼らは本能的に知っています。
子どもは現金なものですよね。カゼを引いてぐったりしていても、ちょっと熱が下がると、動き出したり、アレモコレモと食べたがります。するとまたぶり返す。そんな経験あるでしょ? カゼを治す養生で、栄養のあるものを「カゼを引いている最中に」食べるのは間違いです。
生命活動の土台がしっかりしていないと、いろんな治療の効果がでません。
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