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困った時の様々なガン療法

心理療法

サイモントン療法セミナー 要約

2013年6月29日 岐阜養老 船戸クリニック 統合医療センターにて
講師 川畑伸子さん(サイモントン療法認定トレーナー、NPO法人 サイモントンジャパン副理事)
船戸クリニック サイモントン療法
岐阜養老 船戸クリニック 統合医療センター



1960年代、臨床の現場でサイモントン博士は矛盾に直面していた。同じ症状、同じ診断の患者に対して同じ治療しているのに、ガンが退縮して元気になる人とガンが進行して死を迎える人がいる。医学の教科書通りの結果にはならない。いったい医学に欠けているものは何だろう? 医学が与えられていない患者にとって必要なものは何だろう?と思い悩んでいた。ガン治療はガン細胞には効くが、ガン患者には必ずしも効かない・・・。

患者をじっくり観察し続けた結果、患者の予後の良し悪しが「希望」を持って治療に取り組んでいるか、「絶望感」に苛まされて日常生活や治療に取り組んでいるか、の差にあることに気づいた。これによりサイモントン博士は、「いかにして患者の絶望感を解消して希望に変えていくか」を自らの臨床の課題とした。

ところが医学教育においては、希望を学ぶ術がなかった。医療現場で一般的になっている最悪のケースを想定した保守的なコミュニケーションは、患者から希望を遠ざけている。

「そもそも希望とは?」

サイモントン博士は医学部図書館に行き、ウェブスター辞典で「希望(HOPE)」の頁を捲ってみた。そこには希望を次のように定義していた。
『希望とは可能性の隔たりにかかわらず、得たい結果が得られると信じること』

博士は、これを以って患者さんと接しようと心に決めた。この定義を医療現場に置き換えてみる。
『どんなに医学的な確率や統計が低かろうが、私は健康になれると信じること』
これこそ患者にとっての希望ではないか!

それからは“希望の探求”が始まった。精神科領域、プラセボ(偽薬)効果=信じる力、ビジネスマン向けのプログラム(イメージ法)などを研究しプログラム化を試みた。

1971年、第一号の患者(喉にガンが進行している60代の男性患者。余命1~2ヶ月、もって3ヶ月)に治療する機会を得る。放射線科の上司は、「もうその患者に何をしても無駄だ」とサイモントン博士に告げた。そこで博士はその患者に自分のアイディアを話した。偶然にも患者の男性は東洋哲学に精通し心身一如の思想を受け入れており、博士が提案した治療に賛同した。男性は既に固形物を呑み込むことすらできない状態であったが、計画された6週間の心理療法+高線量の放射線治療を開始した。実は高線量放射線は副作用が懸念され男性には適応外とされていた。果たして2週間後、男性はサイモントン博士の部屋に「チキンレバーソテー」と叫んで入ってきた。そう、チキンレバーソテーを食べることができたのだ。さらに4週間後の検査ではガンが消失していた。6週間後も同じくガンは認められなかった。博士が驚いたのは、ガンが消失したという事実だけでなく、こんなに衰弱している患者であるのに、高線量の放射線治療の副作用が発現しなかったことであった。それは医学的に考えられない事だった。

心の状態は本人の治癒力、さらに受けている治療の効果や副作用の出方にも影響すると判断した。病気は医者が治すのではない。患者自身が持っている治癒力が治すのだ。医者はそれを引き出す手伝いをすればいいのだ。これがその後の博士の医療観となった。

『私たち一人ひとりの中に賢い医者が居て、何をすべきかすべて知っている』

ガンは攻撃者ではない。メッセンジャーである。「あなたが本来あるべき姿から離れていますよ!あなた自身に戻ってください!」と告げているのだ。医聖 ヒポクラテスは「病気になったら自然に帰ってください。他者にとっての自然ではなく、私にとっての、あなたにとっての自然に帰ってゆくのです」という言葉を残している。癒しの道とは人それぞれ、十人十色なのだ。

我慢、頑張りが利く人、優等生ほど、我が道から逸れた走りにくいデコボコの道でも一生懸命走る。「もうこれ以上逸れたら危ないよ!」 ガードレールに接触してやっと自分が走るべき道でないことに気づく。

病気は愛あるメッセンジャーなのだ。

では、私らしい道、自分らしい道・・・その道標は何だろう? 人生の根源的な目的=幸せに生きる、自分にとっての喜びを感じられる生き方・・・自分の本来の人生を全うすることである。あなたは、深い喜び、深い充足感、心のときめき・・・それをどんな時に味わうことができるか考えてみてほしい。

人間は基本的に自分の欲求を満たそうとする。もし意識的に肯定的に満たすことができないなら、その欲求を取り下げるのではなく、無意識に無自覚に否定的になってまで欲求を満たそうとする。病気は無意識、無自覚、否定的な問題解決者なのだ。問題やトラブルを起こそうとしているのではなく、問題を解決しようとしている。

生理的欲求でわかりやすく例えてみる。7~8時間の睡眠によって良い体調をキープできる人が、同僚が3時間の睡眠時間で頑張っているので同じようにしようとする。その人の自然な睡眠欲求7~8時間は変更できないのに、それを押さえつけて3時間の睡眠で頑張り続ける。すると本人が意識的に肯定的に自分の本来的な欲求を満たさないなら、病気が無意識に否定的になってまでも・・・発熱、痛み、鬱な気分・・・時には事故を発生させたりして、強制終了をかけ寝かせつけようとする。

実はこの現象は“病気による恩恵”と考えることができる。また、病に倒れたことで連絡が途絶えていた親が見舞いに来る、兄弟からメールが来る、同僚から花が届く・・・といったことで周囲の思いやりを感じるとしたら、これらもその人の存在が求めていた恩恵かもしれない。病気が人生にとって貴重なものを教えてくれることがあるのだ。

この病気の恩恵を発見できるかどうかも重要な癒しのポイントである。病気の恩恵をリストアップして、病気という手段を使わなくても日常の生活でこれらの恩恵を得られるようにしていくことが大切だ。

【洋の東西を問わずガンによって得られた恩恵】
・周囲の人の愛情や思いやりを感じられるようになった(絆)
・嫌な事にNOと言えるようになった
・欲しいものにYESと言えるようになった
・人生の優先順位が明確になった、再構築できた
・大切な信念、価値観が育まれ、強化された
・自然とのかかわりが豊かになった


自然界は常にバランスを取ろうとしている。バランスが崩れることが悪いのではない。人生のバランスは崩れることがあって当たり前である。でも、崩れたままはいけない。バランスが崩れたことを知らせるメッセージ(病気)に気づいて修正する能力が私たちには備わっている。ただ修正しようとするのを邪魔する感情が頭をもたげて足枷になる場合がある。罪悪感、自責の念、不安、怒り、否定的感情・・・。私たちの感情は私たちの思考から生まれる。日常生活の出来事や他者が、そういった感情をもたらすのではない。出来事や対象者に対しどのような見方をするかによって、喜びになったり苦しみになったりする。雨ひとつとっても、生憎の雨と思うのと恵みの雨と思うのでは大違いだ。出来事自体は無罪である。ガン自体も無罪である。ガンと宣告された瞬間、気持ちが楽になってその日からグッスリ眠れるようになった人もいる。

感情は物事の見方によって生じ、感情は生体に影響を及ぼす。東洋医学では古来より知られている。西洋医学でも近年、心と体の密接な関係は実証されつつある。心の持ちようで身体は変化する、それは自分のモノの見方を変えることによって可能だ。

今、幸せに生きるには、どのような信念を採用するか。それを私たちは選ぶ権利がある。

船戸クリニック サイモントン療法
右から船戸クリニック院長 船戸崇史先生、講師の川畑伸子さん、熊本でサイモントン療法セミナーを主催されている藤岡医院の藤岡典代さん



◆サイモントン療法がについてわかりやすく解説した川畑伸子さんの著書
「サイモントン療法~治癒に導くがんのイメージ療法」




◆NPO法人 サイモントン療法協会の公式サイトはこちら!

◆川畑伸子さんとのガン対談記事はこちら!

◆船戸クリニック院長 船戸崇史先生とのガン対談記事はこちら!





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